メルシーフラワー50年の軌跡
2025-07-01 10:35:50

神奈川のメルシーフラワーが50周年を迎え、花の未来を拓く

メルシーフラワーが歩んできた50年の道のり



神奈川県相模原市に本社を置く株式会社メルシーフラワーは、2025年に創業50周年を迎えます。長年にわたり、首都圏内約650店舗のスーパーマーケットでの花のセルフ販売を手がけ、地域の花屋として多くの人々に愛され続けています。本記事では、メルシーフラワーの設立からこれまでの歴史と、それに支えられた人々への感謝の気持ち、そして未来に向けた展望についてお伝えします。

創業の背景と苦悩の日々



1975年、東京都八王子でスタートした大間花店は、初めての開店の日に長雨に見舞われ大きなダメージを受けました。しかし、彼らは決して諦めず、地元のスーパーマーケットにテナントを構えることで徐々に売上を伸ばしていきました。しかし、企業の成長に伴い人件費や諸経費が増加し、経営は常に厳しい状況が続きました。それでも、創業者の大間岩夫社長は「花をもっと身近に」を信念に、新たな仕組みを模索していきました。

花のセルフ販売の実現



事業の転機は、テナント店舗での出会いから訪れました。ある業者との会話から「委託販売」のアイデアが生まれ、花も同じ手法で販売できるのではないかと考えました。この発想が、現在のメルシーフラワーの基盤となった「花のセルフ販売」のスタートです。1980年代半ばは、花がスーパーマーケットで購入されることに対する抵抗感が強かったため、当初は町の食料品店や八百屋などで販路を拡大しました。

さらなる成長と変革の時代



そんな中、安くて長持ちする花という評判が口コミで広がり、スーパーマーケットとの取引がスタートしました。1988年に法人化されたメルシーフラワーは、その後花束製造ラインを導入し、スーパーマーケットでの花のセルフ販売を一気に拡大していきました。

1990年代には、自社の花のセルフ販売方式が多くのスーパーマーケットで採用されるようになり、取引先も急増します。この成功により、メルシーフラワーは神奈川、埼玉、千葉と、各センターの設立を進め、約650店舗で毎日3万人近くのお客様に花を提供するまでに成長しました。

感謝の気持ちとこれからのビジョン



メルシーフラワーの50周年は、創業者である大間社長をはじめ、従業員、取引先、そして生産者たちの支えにより実現できたものです。彼らの支えに感謝する気持ちを込めて、2025年には「感謝祭フェア」を開催することが決定しています。このイベントでは、お客様への割引価格での花束販売など、様々な企画が予定されています。

50周年を機に、新しいサービスや商品開発に挑戦し続けることを決意しています。特に、若夫婦層のニーズに応えるための花売場の専門店化を進め、高品質な商品の提供と魅力的な売場づくりを目指しています。

最後に



メルシーフラワーは、花を通じて地域の人々とつながり、感謝の気持ちを大切にしながらこれからも歩んでいきます。新たな商品やサービスによって、花の魅力をもっと多くの人々に知ってもらえるよう努めていきます。今後も彼らの挑戦から目が離せません。


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