研究発表会2024の振り返り
2025-01-03 01:29:25

岡山大学総合技術部研究発表会2024の多彩な取り組みを振り返る

岡山大学総合技術部の研究発表会2024



2024年11月6日、岡山大学津島キャンパスの創立五十周年記念館にて「岡山大学総合技術部研究発表会2024」が開催されました。この発表会は、サイテックコーディネーター(SC)との相互理解を深め、機器共用の認識を拡げ、技術職員のスキル向上を目的として行われました。

発表会には、技術部の職員に加えて、大勢の教職員や学生が対面およびオンラインでの参加を果たしました。全体で79名が参加したこのイベントは、国文科の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として、技術職員の活動や共創を促進する重要なプラットフォームとなりました。

ショーケースとしての2つのセッション



第1セッション:新たな研究の発表



発表会は二部構成で進行され、第1セッションでは、新たに移管された6名のSCおよび技術職員がそれぞれ研究内容や機器共用に関する様々な業務について発表を行いました。これには、委託分析や機器の管理、さらにはコアファシリティポータル「CFPOU」の運用に関する取り組みが含まれていました。

第2セッション:幅広い分野の事例発表



第2セッションでは、情報工学、医学、理学、社会基盤など様々な分野から技術職員が登壇し、各自の研究や実績を発表しました。参加者間で活発な質疑応答が交わされ、新たなネットワーク構築の機会としても大いに貢献しました。さらに、文部科学省の研修生たちも参加し、岡山大学の取り組みに対する洞察を得る貴重な機会となりました。

交流の重要性と今後の展望



発表の中で文部科学省から訪れた櫻井友理希さんは、技術職員たちの交流の重要性を強調し、「問題の共有や別の職員からのアドバイスは、今後の共同研究へとつながる可能性がある」と述べています。これは、岡山大学が目指す研究力の向上に向けての道しるべともなります。

総合技術部の本部長である佐藤法仁副理事は、技術職員の組織化と機器共用の推進が今後の課題であることを認識し、発表の場が全体の研究力向上に寄与することを期待しています。彼は、「主体性と当事者意識を持ちながら、全員がイニシアティブを持って行動することの重要性」が強調されており、これが既存の枠を超えた新たな取り組みにつながると信じています。

技術職員の今後の挑戦



岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としてのさらなる発展を求め、技術職員のスキル向上や分野を横断した協力を進めていくとしています。特に、機器共用における主体性は、今後の活動を推進する上で欠かせない要素となるでしょう。

会場での雰囲気は非常に活気に満ち、参加者たちは互いの研究や専門知識を尊重し、新たなアイデアやコラボレーションの種を見出していました。岡山大学の総合技術部は、このような活発な交流を続けることで、より一層の研究力向上に貢献していくことでしょう。

今後も岡山大学の技術職員による取り組みや活動に期待が寄せられています。この発表会で芽生えた新たなつながりが、さらなる創造と革新への impetusとなることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 技術職員 サイテックコーディネーター

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。