岡山大学のAI講座
2025-08-02 22:01:31

岡山大学でRaspberry PiとAIを学ぶ 初心者向け講座「Tech Study Lab Okayama」開催

岡山大学でのデジタル技術教育がスタート



2025年7月28日、岡山大学津島キャンパスの共創イノベーションラボ(KIBINOVE)で、「Tech Study Lab Okayama」と題した初心者向けデジタル技術講座が開催されました。この講座は、地域中核大学イノベーション創出環境強化事業の一環として、プログラミング未経験の学生約30名が集まり、小型コンピューター「Raspberry Pi」を利用したハンズオン形式での学びを体験しました。

講座の内容と進行



講座は、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の小寺雄太准教授が講師となり、参加者がRaspberry Piを通じてプログラミングの基礎や生成AIの仕組みを学ぶ内容です。受講者は初めにRaspberry Piの設定を行い、簡単なコード実行を通じてコンピューターの基本的な動作を理解します。

特に、Pythonを使用して現在の時刻を表示するプログラムを作成するセッションでは、参加者はコードの解説を受けながら、プログラミングの奥深さや楽しさに触れ、積極的な質疑応答が行われました。実際に手を動かしながら学ぶことで、理論だけでは得られない貴重な経験となったようです。

参加者の反応



受講後には、「自分でパソコンを組み立てているようで楽しい」「実際にAIアプリを作りたい」という声が多く聞かれ、参加者たちの意欲の高まりが感じられました。このような体験を通じて、Raspberry PiとAI技術の魅力が学生たちに伝わったことは間違いありません。

次回講座の予定



次回の講座は8月6日、「ローカルLLMによる生成AI体験」をテーマに開催される予定です。こちらでは、チャットボットや画像生成など一歩進んだ内容が用意されているとのこと。両日参加することでAI技術の基本から応用までを体系的に学ぶことができます。

KIBINOVEの役割



岡山大学では、これからもKIBINOVEを拠点に地域の学生が最新のデジタル技術に触れ、実践的なスキルを習得するための様々な機会を提供していく計画です。このような取り組みにより、地域のイノベーションを醸成し、学びの場を広げることが期待されています。

OI-Startについて



「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)」は、岡山大学が事務局を務め、産学官が連携してデジタル技術を活用したイノベーションを促進するためのプラットフォームです。これによって、学生や企業の能力向上と地域定着が進むことが期待されています。

岡山大学の活動が地域の発展に寄与し、学生たちの未来を切り拓くことに繋がることを願っています。今後の展開にも注目が集まります。


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