若手アーティスト展
2025-07-01 17:17:21

横浜市民ギャラリーで開催される注目の若手アーティスト展「-・・」

横浜市民ギャラリーに新たなアートが誕生



2025年8月5日から11日まで、横浜市民ギャラリーの展示室B1Fにて、濵本奏の展覧会「-・・」が開催されます。この展覧会は、横浜市が支援する「U35若手芸術家支援事業」の一環として行われ、未来を担う若手作家たちに新しい創作の場を提供することを目的としています。

展覧会の見どころ


本展のテーマは「海底の特攻隊・伏龍」。第二次世界大戦末期、横須賀の野比海岸で行われた特別な訓練に焦点を当てています。少年たちが敵艦隊を迎え撃つために潜水し、海底から海面へ向けて送ったモールス信号を元に、特異な視点から彼らの記憶を探ります。

濵本さんは、過去の出来事を現代の視点から再解釈し、観客にその深い感覚を体験させる作品を展開します。展覧会では、写真作品に加えて、圧倒的な音のインスタレーションも用意されており、視覚と聴覚の両方で迫る感覚的なアート体験を提供します。

作家のプロフィール


濵本奏は神奈川県出身の若手アーティストで、2000年生まれ。彼女は人や物、土地が持つ「記憶」をテーマにした作品作りを行い、壊れたカメラを使用して独自の写真技法を開発しています。既に数回の展覧会を経験し、多様なメディアを用いた作品が評価されています。

主な展覧会としては、渋谷や福島での展覧会などがあり、各地でその才能を発揮しています。2020年には『midday ghost』、2022年には『VANISHING POINT exhibition in liminal zone』という作品集も出版しています。

詳細情報


展覧会は、横浜市民ギャラリーにて無休で行われ、時間は10:00から18:00までですが、初日は16:00から、最終日は15:00までの短縮営業となります。入場は無料なので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。

企画の背景


「U35若手芸術家支援事業」は、2020年度から開始されたもので、新しい才能の発掘と支援を目指しています。35歳以下のアーティストを対象に、展示スペースや関連機材の使用を支援することで、創作活動の場を提供しています。アートが私たちの日常生活に根付き、関心を集めることを願って、このような取り組みが続けられています。

終わりに


横浜市民ギャラリーで繰り広げられる「-・・」展は、未来のアーティストの成長を感じる絶好の機会です。過去と現代が交差するこの場所で、濵本奏の感性豊かな作品をぜひご覧ください。海底の少年たちの声が、今も響いているかのような体験をお楽しみに!


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