ポルトガル選手団が藤沢でデフリンピック事前キャンプを開催！

ポルトガル選手団が藤沢でデフリンピック事前キャンプを開催

2025年に東京で開催されるデフリンピックを前に、ポルトガルの選手団が事前キャンプを行います。これは、選手たちがコンディションを整え、地元の人々と交流するための貴重な機会です。本記事では、事前キャンプの詳細情報や、関連イベントについてご紹介します。

事前キャンプ概要

ポルトガル選手団は、11月8日から15日の8日間、藤沢市に位置するアサンテスポーツパークで事前キャンプを行います。選手団は11名の選手に加え、コーチや医療スタッフなどを含む総勢30名の大所帯です。選手たちは陸上、水泳、柔道、自転車競技の4種目に参加する予定です。

歓迎・交流行事

このキャンプ期間中には様々な交流イベントが用意されています。最初のイベントは11月9日の日曜日に行われる「ポルトガル選手団歓迎セレモニー」です。このセレモニーでは、県と藤沢市からの挨拶の後、選手団の代表者がスピーチを行います。また、歓迎のアトラクションも計画されていますので、家族や友人と一緒に観覧するのも良いでしょう。これらのイベントは、手話通訳も用意されており、どなたでも無料で観覧することができます。

さらに、11月10日には地元小学生との交流も行われます。選手たちは子供たちと一緒にポルトガル語や手話を使って挨拶を交わしながら、競技の紹介を通して相互交流を育みます。

ホストタウン交流

特に注目されるのが今年のホストタウン交流です。神奈川県は東京2020大会でポルトガルのホストタウンとして認定され、今回の事前キャンプにおいても交流を続けています。ホストタウン交流として、湘南白百合学園の生徒たちと選手団の面会が予定されています。アンドレ・ソアレス選手をはじめとする選手たちが生徒とともにボッチャを体験したり、相互質問を通じて理解を深めたりします。

スポーツ＆文化交流イベント

この事前キャンプでは、スポーツと文化の交流イベントも計画されています。11月12日、水曜日には、誰でも参加できる交流イベントがアサンテスポーツパークで開催されます。これは、ポルトガル選手団とのふれあいを通じて異文化を体験できる絶好の機会です。陸上スタートランプ体験や、ポルトガルの伝統文化を紹介するコーナーなど、子供から大人まで楽しめる内容が盛りだくさんです。

練習見学のチャンス

また、陸上や柔道の競技においては、選手たちの練習見学が可能です。この貴重な機会は、選手たちの練習を間近で見ることで、プロのアスリートの真剣な姿を体験する良い機会です。見学期間は11月11日から15日までで、詳細は県のホームページで発表される予定です。

最後に

東京2025デフリンピックは、国際的な「きこえない」アスリート向けのオリンピックとして、高い注目を集めています。ポルトガル選手団の藤沢での事前キャンプは、その重要な準備段階であり、地元の人たちとの交流を促進する素晴らしい機会です。この機会をお見逃しなく、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか？

神奈川県では、引き続きデフリンピックを応援し、地域全体で盛り上げていきます。問い合わせ先は、神奈川県文化スポーツ観光局スポーツ課までどうぞ。電話は046-285-0796、0797です。