ついに登場!『あおいことり』の世界
日本絵本賞を受賞した人気の絵本『ねことことり』の続編『あおいことり』が、10月2日に発売されることが決定しました。著者は前作に引き続き、たてのひろしさんが手掛け、絵もなかの真実さんが担当しています。今回の物語は、小鳥の視点から語られ、これまでのシリーズとはまた違った魅力を届けます。
前作とのつながり
『あおいことり』は、『ねことことり』の続編として、同じ登場人物たちが舞台となりますが、物語の視点が小鳥にシフトしています。小鳥は、特別な理由からこぶしの小枝を求めて森をさまよい、そこで猫と出会います。物語は、二者の交流を通じて、見えない絆や未来の希望を描いていきます。
細かく描写された美しい森の景色や登場キャラクターたちの表情は、読む人に深い感動を与えること間違いなしです。特に、全編にわたるなかの真実さんの細密画には、日本各地での取材をベースにした緻密さがあり、読み終えた後には自然の息吹を感じられることでしょう。
発売記念イベント
新刊の発売に合わせ、原画展も開催される予定です。「たてのひろし絵本のしごと」と題された企画展では、『あおいことり』のみならず、他の作品も展示されます。会期は2025年10月3日から2026年1月26日まで、場所は長野県の「絵本美術館森のおうち」です。自然をテーマにしたワークショップも行われ、観覧者が参加可能なイベントが盛りだくさんです。特に子どもたちに楽しんでもらいたい内容で、新しい体験が待っています。
作家たちのプロフィール
たてのひろし(舘野鴻)
1968年生まれのたてのさんは、絵本作家として非常に多才で、『つちはんみょう』で小学館児童出版文化賞を受賞した経験を持ちます。彼の作品は、心に響く温かさが特徴で、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。
なかの真実
1984年生まれのなかのさんは、武蔵野美術大学を卒業後、イラストレーターとして活動を開始しました。彼女の描く絵は細密で、生き生きとした自然を伝えています。『ねことことり』で得た評価は、今回の『あおいことり』でも引き続き期待されています。
まとめ
『あおいことり』のリリースは、絵本界に新たな感動をもたらすことでしょう。親子で一緒に楽しめるファンタジーの世界が広がるこの作品は、ぜひ手にとってみてください。新しい物語が描く希望のメッセージを、あなたと一緒に感じたいと思います。