プロシップの株式分割
2025-07-10 14:43:47

プロシップが株式分割と配当方針を変更!投資環境の強化へ

プロシップが株式分割と配当方針を変更



株式会社プロシップ(以下、プロシップ)は、2025年7月10日に取締役会を開催し、株式分割や配当方針の変更について決議したことを発表しました。この動きは、投資家にとってより魅力的な環境を提供し、同社株式の流動性向上を目指すものです。以下、具体的な内容をお伝えします。

株式分割の詳細


2025年9月30日を基準に、プロシップの普通株式1株が2株に分割されます。これにより、発行済株式数は現行の15,670,700株から31,341,400株に増加します。分割の狙いは、投資家が参加しやすくなることで、株式の流動性を向上させることです。具体的な日程としては、基準日の公告が2025年9月12日、効力が発生する日は2025年10月1日となります。さらに、発行可能株式総数も120,000,000株に引き上げられます。

定款変更について


上記の株式分割に伴い、プロシップの定款も部分的に変更されます。会社法に従い、定款の第6条において発行可能株式総数が5952万株から120,000,000株に改定されます。これにより、より多くの株式を発行し、資金調達をスムーズにすることを目指します。

配当予想の修正


株式分割に伴い、2025年5月9日に発表された2026年3月期の期末配当予想も修正されました。具体的には、1株あたりの期末配当は64.00円から32.00円に変更されます。ただし、株式分割前換算での実質的な変更はないとのことです。この仕組みは投資家に混乱を与えないための配慮でしょう。

株主優待制度の見直し


また、株主優待に関しても見直しが行われました。200株以上を保有する株主を対象に、保有期間に応じてQUOカードが贈呈されます。具体的には、保有期間が3年未満の場合は1,000円分、3年以上の場合は2,000円分が贈呈され、1,000株以上の株主にはさらに上乗せされる形となります。これにより、株主への還元が強化され、さらなる株主の囲い込みが期待されます。

新たな配当方針の策定


プロシップは、配当方針についても新たに見直しを行いました。特に今後は、将来的な稼ぐ力を強化し、長期的な利益を株主に還元するための施策を積極的に推進する方針です。配当性向については、40%以上を維持しつつ、持続的成長につながる先行投資に重きを置いていくとしています。この戦略は、2026年3月期から適用されます。

終わりに


株式会社プロシップの今後の戦略は、これらの変更を通じて、より多くの投資家を引き寄せることに貢献するでしょう。資本金の額の変更や新株予約権行使価額の調整は行われないものの、今回の株式分割と配当方針の変更は、同社の成長において重要なステップとなります。プロシップは、「Speciality for Customer」の理念のもと、今後も高い専門性と価値を提供し続けることでしょう。

これらの施策により、プロシップはより多くの投資家層を獲得し、持続可能な利益を上げていくことが期待されます。


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