神奈川のブランド米『はるみ』から誕生した新たなウイスキーの魅力
神奈川県の特産米である『はるみ』を使った新しいウイスキーが、久米仙酒造株式会社の手によって誕生しました。その名も『湘南はるみ ジャパニーズシングルライスウイスキー』。2023年11月27日に出荷され、この商品は日本の米からウイスキーができるという新たな試みを象徴しています。
ブランド米『はるみ』の魅力
『はるみ』は、日本穀物検定協会が実施する食味ランキングで特Aを獲得した実績を持つ高品質なお米で、湘南の海の晴れた青空をイメージして名付けられました。この米は、高い品質だけではなく、見た目の不揃いから食用としては利用されないものも多く生まれていますが、そんなお米を有効活用することで、よりサステナブルな社会の実現に寄与しています。生産者の川口さんは「お米からウイスキーができると聞いて驚きましたが、これが新しいお米の可能性を切り開くきっかけになれば」と期待を寄せています。
発芽玄米を使用した独自製法
ウイスキーの製法は通常、発芽した大麦を使用しますが、『湘南はるみ ジャパニーズシングルライスウイスキー』では発芽玄米を基地にした糖化を行っています。これは世界的にも稀な方法で、特別なスパニッシュオーク樽て高温の亜熱帯気候を活かして短期熟成を経て造り上げられました。この結果、米由来の甘みと木樽の風味が調和した個性的な風味を実現しています。
商品詳細
- - 商品名: 湘南はるみ ジャパニーズシングルライスウイスキー
- - 容量: 700ml
- - アルコール度数: 47度
- - 品目: ウイスキー
- - 販売価格: 11,000円(税込)
テイスティングノート
このウイスキーの香りは、ビターチョコレートやビスケットの香ばしさが広がり、穀物由来の温かい香りが心地よく響く。味わいは、タンニンの渋みが落ち着いており、カカオやカラメルのほろ苦さが感じられ、最後には煮豆やみたらしといった和の甘さが現れる複雑な味わいです。そして、余韻にはオークの渋みとクロスするカラメルのビターさが続きつつ、やさしい甘さが心にのこります。
購入方法
このウイスキーは、JAタウンや久米仙酒造の公式オンラインショップ、また全国のJA直売所で手に入れることができます。興味のある方は、是非一度お試しを。
久米仙酒造株式会社について
久米仙酒造は1952年に設立された沖縄の蒸溜所で、伝統的な泡盛を守りながらも新たな挑戦を続けている企業です。彼らのモットーは「豊かな今と未来をつくる一歩進んだ酒づくり」。沖縄と東京にウイスキーショップを展開し、地域の酒文化を広めています。公式サイトもぜひチェックしてみてください。