サステナビリティの挑戦
2025-01-24 12:32:44

小森コーポレーションがサステナビリティを推進するプロジェクトの舞台裏

小森コーポレーションがサステナビリティを推進するプロジェクトの舞台裏



小森コーポレーションは、オフセット印刷を中心に多岐にわたる事業を展開している企業です。しかし、印刷業界と環境問題の関わりを考えると、持続可能性を追求する努力が求められています。特に、オフセット印刷現場では、自動刷版交換装置や環境に配慮した紙の使用を減らす技術が必要とされています。小森はすでに20年以上にわたってこの分野に取り組んできた実績があります。その背景には、企業の環境意識が高まった2000年代からの活動が影響しています。2001年に設置された環境委員会や、2013年に始まったグリーンプロジェクトは、持続可能性に向けた大きな一歩といえるでしょう。

課題を乗り越えるための外部の力



近年、有価証券報告書への非財務情報の記載が求められる中で、小森コーポレーションは社内に「旗振り役」がいないことが課題となりました。このため、専門部署を持たない中で、困難な状況が続きました。しかし、外部の専門家を活用することで、的確な対応ができるのではないかと考え、サステナビリティ経営支援サービスを提供しているエスプールブルードットグリーンに相談を持ちかけました。

専門性への信頼



小森は、エスプールブルードットグリーンに対して期待していたのはその専門性でした。どこまで対応すべきかを判断するのは難しかったため、外部からの視点で「こう見られやすい」といったアドバイスを求めたのです。特に、エスプールブルードットグリーンの担当者が持つ人柄やコミュニケーション能力の高さも大きな魅力でした。彼らとのディスカッションを通じて、社内での提案内容がより具体的かつ自信を持って進められるようになりました。

自社目標への変化



このコンサルティングを通じて、すでにエコデザインなどの取り組みが進み、社会に貢献するための排出削減目標が明確に事業目標に結びつきました。以前はScope1と2に基づく削減目標しか掲げていなかった小森ですが、今や「2030年までに主力製品のCO₂排出量を30%削減する」という真の目標を設定しました。これは、環境に優しい製品開発へとつながります。

結論



小森コーポレーションは、エスプールブルードットグリーンとの連携によって、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩を踏み出しました。効果的な情報開示を続けていくことで、また、専門家の視点を取り入れた活動により、企業活動の透明性と信頼性が高まることでしょう。今後も、社会的な責任を果たしながら、環境貢献活動を進めていく姿勢が期待されます。


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