篠原選手が新たな挑戦に挑む!
このたび、スイス発のスポーツブランド「On」が、長距離走の日本人学生最高記録保持者である篠原倖太朗選手とのアスリート契約を締結しました。契約は2025年1月から開始され、篠原選手は 富士通に加入し、次なる目標へと進むこととなります。
篠原選手は駒澤大学陸上競技部でキャプテンを務め、数々の大会で活躍した実力派ランナーです。昨年9月には5000mでの日本人学生最高記録を樹立し、そのタイムは13分15秒70に達しました。また、10000mでは27分35秒05、ハーフマラソンでは59分30秒という卓越した記録を保持しています。
大学三大駅伝にも参加し、1年生から目を引く活躍を見せました。4年生では主将としてチームを引っ張り,全日本大学駅伝や出雲駅伝でも目覚ましい成績を残しています。特に正月の駅伝では2区を走り、1時間6分14秒の好走を見せました。また、2月に行われた香川丸亀国際ハーフマラソンでは、学生最後のレースで59分30秒という優れた記録でゴールしました。
4月からは新たに富士通陸上競技部に所属し、師匠である駒澤大学総監督の大八木氏の下、Ggoatプロジェクトでの指導を受けながらさらなる成長を目指します。9月には東京で世界陸上に出場予定であり、2028年のロサンゼルスオリンピックを見据えた挑戦が始まります。
篠原選手のコメント
篠原選手は「Onのプロダクトが好きになり、これから世界へ向けて戦っていく中で、Onとともに戦うことを決めました。また、Onは自分に寄り添ってくれているブランドだと感じています。東京の世界陸上で日本代表として出場することが、今年の最大の目標です。Onアスリートとして、これから戦っていきます。応援よろしくお願いします。」とコメントしています。
Onの思い
また、Onのアスリートマネジメントを担当するスティーブ・デコーカー氏は「篠原選手をOnチームに迎えられたことを大変嬉しく思います。篠原選手は並外れた才能と情熱を持ち、自らの成長を常に求める姿勢は、Onのアスリート精神を象徴しています。」と語り、今後の活躍に期待を寄せています。
Onは2010年にスイスアルプスで誕生したブランドで、ランニングやアウトドア、トレーニングにおいて、高品質なシューズやアパレルを提供しています。世界各国で展開し、特に「CloudTec®」や「LightSpray™」といった革新的な技術が評価されています。これからも篠原選手と共に、Onの挑戦から目が離せません。
まとめ
篠原選手とOnの契約締結は、日本のランニング界にとっても新たな風となることでしょう。長距離走の舞台で次々に新記録を打ち立てていく姿が楽しみです。新しいシーズンを迎えた篠原選手の活躍に、一層の期待が寄せられます。