湘南とラボ提携
2025-10-07 15:43:28

湘南アイパークが米ラボセントラルと提携、アジアのスタートアップに新たな道を提供

湘南アイパークと米ラボセントラルが提携



湘南アイパークは、アジアのスタートアップに向けて、米国のバイオテクノロジーエコシステムへのアクセスを提供する新たな提携を発表しました。提携先は、マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置くライフサイエンス系スタートアップ支援施設「ラボセントラル」です。この提携により選ばれた企業は、米国のバイオテクノロジー業界に積極的に関わる機会を得ることができます。

提供されるプログラムの概要


提携を通じて湘南アイパークのネットワークから選抜されたライフサイエンス系スタートアップは、ラボセントラルで3か月間の滞在プログラムに参加できることになります。このプログラムでは、バイオテクノロジーの先端を行くケンブリッジにおいて、専門家による教育や、グローバル製薬企業との交流を通じて、知識やビジネスのネットワークを広げることが期待されています。

滞在中には、ワークショップやセミナー、ネットワーキングイベントが開催され、製薬企業や投資家、さらには業界のメンターと直接接点を持つことができます。これにより、選ばれた企業は米国市場における理解を深め、事業戦略の構築に役立つ貴重な知見が得られます。

また、選出された中から1社には特別に6週間のメンタリングプログラムも提供されることが決まっています。

ヘルスイノベーションカンファレンスも開催予定


さらに、2025年11月にはボストンにて「Shonan Health Innovation Conference(SHIC)」が予定されており、こちらも米国の投資家との交流を促進する場となります。これにより、湘南アイパークのスタートアップがケンブリッジのパートナーや投資家とさらなるつながりを持つことができる機会が提供されます。

アイパークインスティチュートの代表取締役社長、藤本利夫氏は「この提携により、アジアのスタートアップに新たな機会が生まれ、日本の創薬エコシステムのさらなる強化に寄与できることを嬉しく思います」とコメントしています。

一方、ラボセントラルのCEOであるマギー・オトゥール氏は、「湘南アイパークのスタートアップを迎えることを光栄に思い、共同作業により研究から患者へとつなぐ架け橋を加速できると信じています」と述べています。

ラボセントラルの歴史と役割


LabCentralは、2013年からスタートアップ支援を行っており、様々なライフサイエンス企業に法的に許可されたラボ施設とオフィススペースを提供してきました。その結果、入居企業は今までに200億ドル以上を調達し、7,000以上の雇用を生み出しています。こうした実績は、革新を生む環境を整える重要な側面として位置づけられています。

アイパークインスティチュートとは


湘南アイパークは、日本初の製薬企業から発足したサイエンスパークとして、さまざまな企業や団体が集まっています。約190社、2500人以上が参加し、今後もヘルスイノベーションの加速が期待されています。今後の発展にぜひご期待ください。

湘南アイパークに関する詳しい情報は、公式ウェブサイト 湘南アイパークをご覧ください。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: スタートアップ 湘南アイパーク ラボセントラル

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。