大学生のモヤトリアム
2025-01-16 11:52:46

令和時代の大学生のリアルを探るモヤトリアム調査の結果と意義

大学生のリアルを探る『モヤトリアム調査』



富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)が実施した『令和大学生のモヤトリアム調査』は、全国の大学生1,000人を対象に、彼らの忙しい日常や社会からの偏見、求められる価値観を探るものでした。この調査結果からは、学生たちのリアルな声が明らかになりました。

1. 「忙しさ」を感じる大学生


調査の結果、76.9%の大学生が現在の生活に「忙しさ」を感じていると回答しました。学生たちが「やりたいことが多い」一方で、時間の使い方に悩んでいることが浮き彫りになっています。特に、77.3%の学生がタイパ(タイムパフォーマンス)意識の重要性に共感しており、これはSNSの影響で多様なライフスタイルに触れながらも、「時間が足りない」と感じていることを示しています。

2. アルバイトに振り回される実態


最も時間を割いていることを尋ねたところ、大学生は「趣味・娯楽」「アルバイト」と続く結果に。アルバイトは生活の資金源として重要視されており、授業やサークルの時間が削られています。対照的に、学生たちが実際に大切にしたいこと、例えば「友人・先輩との交流」や「勉強」は上位にランクインしており、現実と理想のギャップが感じられます。

3. 社会からの偏見を感じる大学生


さらに、87.8%の学生が社会からの偏見を感じており、特に「大学生は暇」「遊んでばかり」というイメージが強く影響しています。これまでの価値観では「飲みサー」などの言葉が存在しましたが、今の大学生はその考え方に対する疑問を持ち始めています。特に「一人で授業を受けるのは恥ずかしい」という考えは、現代の多様性を重視する傾向とは相容れないことが明らかです。

4. 勉強を重視する意識


大学生たちは「遊び」よりも「勉強」を重視し、53%が勉強を重要だと回答しています。彼らは卒業するための努力をしながらも、勉強に対する他者の努力を尊敬する気持ちが強いことも特徴的です。

5. 就活の現実と挑戦


学業と並行する就活についても触れられ、多くの学生が時間的な圧迫を感じています。また、55.9%は「ブラックインターン」の存在を認識しており、就職活動が学生生活に与える影響の大きさを示しています。学校での学びが就活でも評価されることを求める声が多いのは重要なポイントです。

6. 大学生の未来とFMVの取り組み


FMVは、本調査を通じて大学生たちの本音やモヤモヤを“モヤトリアム”として発信し、社会に新たな視点を提供することを目指しています。「大学は人生の夏休み」という先入観を覆し、大学生が本当に何を考え、何をしたいのかを理解することが重要です。

FMVは引き続き「GOOD CAMPUS LIFE Project」を通じて、現代の大学生を支援し、彼らの生活をより良いものにするための活動を続けていきます。今後も大学生の声を大切にし、社会に届けていくことが期待されます。

今回の調査結果は、特設サイト「#令和大学生のモヤトリアム」でさらに詳しい内容が公開されています。ぜひ一度訪れてみてください!


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