MOLCUREが新たな成果
2025-06-23 11:37:27

神奈川のスタートアップMOLCURE、AIを活用した抗体医薬品製造で新たなマイルストーンを達成

神奈川のスタートアップMOLCURE、AI技術を駆使して共同研究のマイルストーンを達成



神奈川県川崎市に位置する株式会社MOLCUREが、株式会社ファーマフーズとの共同研究において、重要なマイルストーンを達成したことを発表しました。これは、抗体医薬品の創製に向けた研究の成果です。

MOLCUREは、共同研究契約の条件を上回る抗体を取得することに成功しました。この成功のカギとなったのが、MOLCUREが独自に開発した大規模言語モデルを用いたAI創薬プラットフォームです。このプラットフォームにより、新しい評価基準を満たした抗体の取得が実現し、ファーマフーズとの共同研究の一環として得られる報酬を受け取ることができました。

科学の最前線を行く技術アプローチ



この共同研究によって得られた抗体は、ファーマフーズが医薬品用途に向けたさらなる研究開発を進めるための基盤となります。ファーマフーズは特に、研究成果を活用するための独占的ライセンス交渉権を持っており、今後の医薬品開発が注目されます。

MOLCUREの代表取締役CEO兼CSO、玉木聡志氏はこの成果について「共同研究で達成できたことを大変喜ばしく思います。我々のAIは、パートナーの技術を最大限に活かし、さらなる価値を引き出すプラットフォームを提供します。ファーマフーズの抗体作製技術『ALAgeneⓇ technology』を活用し、実験設計と解析を反復することで高い成果を得ることができました。このパートナーシップにより、患者さんの生活改善に寄与する新しい治療法が生まれることを期待しています」と述べています。

MOLCUREとファーマフーズの革新



MOLCUREは、2013年の設立以来、AIを駆使した抗体およびペプチドの創薬に取り組む企業として急成長しています。AI創薬プラットフォームの独自技術を活かし、難題に挑戦し続け、より良い医療を提供するための研究開発を進めています。先進的な製薬企業とのパートナーシップを通じて、新たな治療法の提供を目指しているのです。

一方、ファーマフーズは「医」と「食」の融合を掲げ、健康と生活の質の向上に貢献する機能性食品や医薬品の研究開発に日々取り組んでいます。ニワトリ由来抗体作製技術に基づいて医薬品事業を展開しており、現在は臨床試験も進行中です。

新しい医療の形へ



このような取り組みは、医療現場における新しい治療薬の開発へとつながり、患者さんへの新たな選択肢を提供します。AIとバイオテクノロジーの融合により、従来の方法では達成できなかった医療の進展が期待されます。MOLCUREとファーマフーズのこれからの展開が、多くの人々の健康を支える一助となるでしょう。

本記事の情報は、MOLCUREおよびファーマフーズのプレスリリースを基にしています。さらに詳しい情報については、MOLCUREの公式ウェブサイトこちらやファーマフーズの公式サイトをご覧ください。


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