がんと歩むアプリ
2025-03-06 16:38:53

ファイザーががん患者支援アプリ『がんと歩む』をリリース!治療のサポートを強化

ファイザーが新たに発表したがん患者支援アプリ『がんと歩む』



2023年10月、ファイザー株式会社が新たにがん患者とその支援者のためのモバイルアプリ『がんと歩む』を正式に提供開始しました。このアプリは、がん患者一人ひとりの治療への取り組みを支援し、意思決定をサポートすることを目的としています。

アプリの特長とは?



この『がんと歩む』アプリは、iOSとAndroidに対応しており、無料でダウンロードできます。患者本人だけでなく、その家族や友人、介護者、さらにはソーシャルワーカーなどが利用できるため、がんに関する多彩な情報や支援を受けることが可能です。

1. 情報閲覧機能


アプリ内では、がんに関する基本的な情報から、乳がんや肺がん、白血病などのがん種別の詳細情報まで、幅広いコンテンツを閲覧できます。さらに、ユーザーの関心に応じて個別化された情報を提供する仕組みも整えています。

2. 健康記録機能


気分、痛み、睡眠、疲労といった健康状態を詳細に記録し、視覚化することで、自分の状態を客観的に把握しやすくなります。記録した情報は、医療従事者や支援者と共有することも可能で、治療方針の調整に役立ちます。

3. サポート機能


家族や友人をアプリ内でサポートグループとして登録し、健康状態や気持ちを共有することができます。これにより、より良いコミュニケーションが生まれ、患者さんの生活の質を向上させる要素となります。

4. 服薬・診療管理機能


服用する薬をアプリに登録することで、事前に服薬の時間を通知してくれる便利な機能も搭載されています。また、診療予約をカレンダーに記録し、次回の医療機関訪問を忘れないための管理が可能です。

5. メモ機能


診察前に医療関係者に伝えたい情報や、聞きたいことを事前に整理できるメモ機能もあるため、もれなくコミュニケーションが取れるよう配慮されています。

開発の背景


ファイザーは10年以上にわたり、がん情報の総合ウェブサイト「がんを学ぶ」を通じて、患者やその支援者への情報提供を行っています。このアプリはその延長線上で、患者さんとその周囲にいる支援者が円滑にコミュニケーションを取れる環境を提供することを目指し開発されました。

ファイザーの代表取締役社長である五十嵐啓朗氏は、「がん患者はそれぞれ異なる症状や生活背景を持っているため、個々に合った支援が不可欠です。このアプリは、がん患者様やその支援者の日常をサポートし、より良い意思決定を促進する新しいツールです」とコメントしています。

まとめ


『がんと歩む』は、がん患者やその支援者にとって、生活に役立つさまざまな機能をもったモバイルアプリです。このアプリを利用することで、がん患者さんは自分の生活の質を向上させながら、有意義な治療生活を送ることが期待できます。

このアプリは、より良い未来に向けた一歩となるでしょう。ダウンロードはこちらから可能です。


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