フエニックス・コンタクトが新開発のRJ45基板用ジャックシリーズを発表

フエニックス・コンタクトの新たな挑戦

神奈川県横浜市に本社を構えるフエニックス・コンタクト株式会社が、パルストランス内蔵RJ45基板用ジャックシリーズの発売を発表しました。この新商品は、2025年3月3日から市場へ登場する予定です。ノイズ抑制や絶縁機能を備えたこのジャックは、業界の進化を促進させる重要なアイテムとなるでしょう。

最大通信速度1 Gbps

新しいRJ45基板用ジャックは、最大1 Gbpsという驚異的な通信速度を誇ります。現代の産業環境では、データの迅速な伝送がますます重要視されており、この製品はそのニーズに応えるものとなっています。特に、相互データ通信が常時行われる環境での安定性やパフォーマンスが求められる中、フエニックス・コンタクトの新製品は大きな役割を果たすでしょう。

フィルター不要で設計が簡素化

本ジャックの特長として、フィルター回路が不要である点が挙げられます。これにより、機器設計が効率化され、基板面積の有効利用が可能となります。特に、複雑な回路設計が求められる産業用途においては、設計の効率化は大きなメリットです。ユーザーは、パルストランスとコモンモードチョークを内蔵したこのジャックを利用することで、スペースを有効に使うことができ、製品のコンパクト化にも寄与するでしょう。

幅広いラインアップとオプション

新モデルには、フローはんだ付け（THT）やスルーホールリフローはんだ付け（THR）、自動実装可能な製品が揃っています。用途に応じて選択できる多彩なタイプが用意されており、実装方法やラッチのスタイルを選択できるのも大きな特長です。さらに、LEDやシールドスプリングを搭載したオプションもあり、様々なニーズに対応しています。

産業界のニーズに応える

フエニックス・コンタクトの新しいRJ45基板用ジャックは、あらゆる産業用途にマッチするよう設計されています。信号伝送の確実性が求められる分野において、この製品がもたらす利便性と性能は、業界において重要な役割を果たすでしょう。特に機器が常時接続され、データがやり取りされる環境において、信頼性の高いコネクタが必要とされています。