「MOWTTAINAI PROJECT」とは?
森永乳業が製造するアイスクリーム「MOW(モウ)」を活用した「MOWTTAINAI PROJECT」は、フードロス削減を目指す取り組みです。このプロジェクトでは、災害備蓄品のローリングストックを促進するためのイベントが、3月27日に相鉄本社ビルで開催されました。
イベントの目的と内容
このイベントは、フードロス削減に対する意識を広めるために企画され、相鉄ホールディングスの協力のもと、参加者に災害備蓄の重要性を体験してもらうことを目的としています。当日は、相鉄グループが運営するホテル「相鉄フレッサイン 銀座七丁目」にて、缶入りパン「パンですよ!」と「hokkaのカンパン保存缶」が用意され、これらを「MOW」と共に試食する形式で、食の経験と共にフードロス削減への理解を深めました。
また、一般社団法人デイリーストックアクションの池上氏を講師に迎え、「暮らしを守る備蓄術」に関する講演が行われ、参加者は彼女の指導を受けながら、日常に役立つ備蓄の知識を学びました。
参加者の声
参加者は、相鉄社員や朝日小学生新聞のこども記者など約40名。このイベントで普段あまり食べることのないカンパンにトライし、その味や重要性を実感しました。「MOW」と一緒に美味しく食べられることを知り、日常の食生活へのローリングストックの取り入れ方を学びました。参加者の一人は「備蓄は特別ではない、日常生活に取り入れられる」と語り、新たな知識を実践に移す意欲を見せました。
イベントを通じた学び
このイベントは、災害備蓄品に目を向ける大きなきっかけになりました。参加者は自身の家庭の備蓄品を見直す良いチャンスに恵まれ、一般家庭で実践可能な防災の知識を身につけることができました。特に、震災時において必要となる備蓄品の重要性を認識した子ども記者たちの反応は、今後の意識づけにとっても大きな意味があったと思います。
プロジェクトの背景
クラダシと森永乳業は、これまでにも「Save Ice Project」などのフードロス削減に向けた活動を行ってきました。今回の「MOWTTAINAI PROJECT」を通じて、日常生活に役立つ防災知識を提供し、フードロス削減の意識を高めようとしています。両社の講演や試食会は、参加者だけでなく広く地域社会にも影響を与える大きな意味を持つ取り組みとして評価されます。
参加者の感想
参加者たちは、展示された備蓄品の味を体験し、非常食としての認識が変わったようです。特にカンパンに対する偏見をなくし、そのおいしさを再認識するきっかけとなりました。
また、森永乳業の担当者は、「MOWTTAINAI PROJECT」が参加者の日常生活にマッチする形で知識を提供できたことを喜び、自らの役割の重要性を強調しました。
今後の取組み
クラダシは、今後も様々な企業や団体と協力し、社会課題の解決に向けたプロジェクトを推進する意向を示しています。このような取り組みは、地域社会でのフードロス削減や防災意識を高める活動として、ますます重要な役割を果たしていくでしょう。このイベントがフードロス削減の新たなスタンダードとなることを期待しています。