神奈川県とゼロボードが協力しCO2排出量の見える化を推進
5月に、神奈川県は株式会社ゼロボードと「県内事業者におけるCO2排出量見える化促進に向けた連携協定」を締結しました。この協定の締結式には、ゼロボードの代表取締役、渡慶次道隆氏が出席し、脱炭素化を目指す取り組みの一環として両者の連携を強調しました。
県の脱炭素化への取り組み
神奈川県は、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指し、2030年度において2013年度比で温室効果ガスを50%削減する目標を掲げています。2022年度のデータによると、県内のCO2排出量は約5,677万トンで、事業活動からの排出が約47.6%を占めています。これに対応するため、ゼロボードとの連携を通じて企業の脱炭素化の支援を強化します。
連携協定の具体的内容
この協定では、以下の3つの主要なポイントを掲げて取り組むことが定められています:
1.
CO2排出量管理システムの普及啓発
企業へのシステム導入を促進するため、セミナーの開催やホームページでの情報提供を行います。
2.
温室効果ガス排出量情報の活用
CO2管理システムを通じて収集されるデータを基に、業種別の支援策を検討・実施します。
3.
事業活動温暖化対策計画書制度への支援
計画書提出企業に対して、事務負担を軽減するためのシステム改修を行います。
これらの取り組みにより、企業が脱炭素に向けた具体的な一歩を踏み出せるようサポートします。
ゼロボードの提供する「Zeroboard」
ゼロボードが提供するGHG排出量算定・蓄積・削減のためのソリューション「Zeroboard」は、企業が自社のカーボンフットプリントを把握し、削減策を講じるための強力なツールです。サプライチェーン全体の排出量をクラウドで可視化し、削減に向けた道筋を見える化します。
このシステムは、特に自動車製造業や建設業など、複雑なサプライチェーンを構築する企業に最適で、多くの中小企業が抱えるマンパワー不足や知識不足の課題を解決します。Zeroboardを用いることで、企業はCO2排出量の見える化から削減計画の策定、さらには具体的な削減対策の実行までをスムーズに行えます。
サステナビリティ経営の推進
ゼロボードは、サステナビリティ経営を実現するための多様なサービスを展開しています。企業向けのウェビナーでは、国内外の最新の脱炭素動向や、具体的なシステムの活用方法について詳しく解説していますので、興味のある企業はぜひ参加をお勧めします。
企業の持続的成長は、環境に配慮した取り組みなしには実現しません。神奈川県とゼロボードが力を合わせることで、地域の企業が脱炭素時代を迎えるためのサポートが期待されます。
お問い合わせ
本件に関する詳細については、ゼロボードの公式ウェブサイトや、営業本部までお気軽にお問合せください。脱炭素経営の実現のために、私たちとともに一歩踏み出しましょう。