冬の換気と加湿を賢く行う方法をパナソニックが提案
11月9日は「換気の日」。寒さが本格化するこの時期、快適な室内環境を保つための換気や加湿が求められます。パナソニック エアーマイスターの福田風子さんは、冬の換気と加湿の重要性について、調査結果をもとに解説します。
調査結果から見る現状
最近行った調査によると、94%の人が冬の換気を必要だと感じている一方、70%が実際には換気を我慢していると回答しました。その理由としては、「部屋が寒くなるから」と「せっかく温めた空気を逃がしたくないから」が上位に挙がりました。また、71%の人が暖房使用時に乾燥に困っていると感じながらも、52%はエアコンと加湿器を併用していないことがわかりました。これもまた、メンテナンスやコストを気にする声が多かったためです。
冬場の換気と加湿のポイント
1. 暖房をつけたまま換気する
換気を行う際に暖房を消してしまうと、室温が急激に下がり、再加熱に多くの電力を消費することになります。暖房はつけたままで、窓を開けて新鮮な空気を取り入れましょう。エアコンの風向きを足元に設定するのも効果的です。
2. 短時間でこまめに換気する
冬ごろには、寒さを考慮しながら換気を行うことが大切です。一般的には、1時間に5分~10分の間隔で2回が理想的ですが、冬は短い時間で回数を増やす方法が有効です。
3. 窓の開ける位置に工夫する
エアコンの稼働を妨げないために、できるだけエアコンから離れた場所の窓を開けることで、電力消費を抑えることが可能です。
加湿の重要性
冬は乾燥しがちな季節です。湿度が10%上がることで体感温度は1℃上がると言われています。湿度をしっかり保つことで、寒さの緩和にもつながります。
加湿機の効果的な使い方
1. エアコンの風の通り道に置く
加湿器はエアコンの風が当たりやすい場所に設置します。ただし、エアコンに直接風が当たらない位置にすることで、湿度センサーの誤認を防ぎましょう。
2. 高い位置に設置する
湿気センサーの誤認を避けるため、加湿器は床面から離れた場所に設置することが望ましいです。
3. 結露防止のために窓から離す
加湿した空気を窓に当てないよう配置し、特に冬場の気密性の高い住宅では注視が必要です。
パナソニックの推奨商品
有効な加湿方法として、パナソニックのヒーターレス気化式加湿機やエオリア LXシリーズを紹介します。ヒーターレス加湿機は省エネで、ナノイーによる清潔な加湿が期待できる一方、エオリア LXシリーズは空気を換気しながら湿気を取り込むことができる画期的なエアコンです。
冬の寒い季節を乗り越えるために、賢い換気と加湿を実践しましょう。専門家からのアドバイスをもとに、心地よい空間作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。