富士屋ホテル、2025年に新しい人事制度を導入し初任給大幅アップ!
神奈川県箱根町に本社を置く富士屋ホテル株式会社が、新たな人事制度を2025年4月16日に導入します。この制度は、社員が多様な価値観や背景を持ちながら成長し、継続的に活躍できるようにすることを目的としています。
特に注目すべきは、新卒採用における競争力を高めるための初任給の大幅な引き上げです。具体的には、2025年度に入社する大学卒の初任給は、2024年度入社の初任給よりも18%以上の増加が見込まれ、月額25万円となります。他の学歴についても同様に初任給が引き上げられ、短大卒や専門学校卒も20%近くの増加が見込まれています。
この新たな非常勤制度の導入は、富士屋ホテルが2028年に迎える創業150周年に向けた一環として位置づけられており、これまでの制度が時代の変化に追いついていないという認識から実施されるものです。社員に働きやすい環境を整え、成長を促進することを目指します。
また、社員一人ひとりに対して、明確な処遇基準を設けた「等級制度」も導入します。この制度により、社員の業務レベルを明示することで、適正かつ公平な評価が行えるようになります。これによって、社員が自己成長を実感できる環境が整います。
さらに、シニア制度として、定年年齢を60歳から67歳に延長します。これにより、60歳になった際に、正社員として継続するか契約社員に切り替えるかを選択できるようになるほか、複数の働き方を用意し、それぞれの生活に合った役割を担えるような制度も整えています。
この新しい人事制度は、富士屋ホテルが社員を大切にし、共に成長していく姿勢を象徴しています。社員が安心して働くことができる環境を提供することにより、より多くの人がこの職場を選び、未来の富士屋ホテルを支える人材となっていけるでしょう。新卒採用のサイトも公開されており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。