国際的な研究交流
2025-08-07 00:51:25

岡山大学惑星物質研究所に訪れたフランス大使館の科学官

2025年8月4日、今夏に鳥取県三朝町で開催された「第68回キュリー祭」に合わせ、在日フランス大使館の原子力科学官ジャン=バティスト・ボルド氏が岡山大学の惑星物質研究所を訪れました。本所は国立大学法人岡山大学の高等先鋭研究院に属し、惑星物質の理解を深めるための最先端の研究を行っています。

訪問は三朝町の赤坂英樹副町長同行の下に行われ、研究所の所長の芳野極氏から概要説明がなされ、その後、ボルド氏は研究所の各種設備を視察しました。特に、世界的に珍しい「六軸加圧式川井型超高圧発生装置(6UHP)」や「一軸加圧式川井型超高圧発生装置(USSA-5000)」などの最新の超高圧実験装置が披露され、これらの装置が惑星の内部構造や物質の相転移についての研究に果たす重要性が強調されました。

また、小惑星探査機「はやぶさ2」によって持ち帰られたリュウグウ試料の研究について、小林桂副所長から説明が行われ、ボルド氏はその高い関心を示しました。これらの訪問を通じ、フランス政府がアジア太平洋地域における科学外交の強化を掲げている中、気候変動や宇宙科学、エネルギー分野での国際的な連携について具体的な話し合いがされました。

ボルド氏の訪問は岡山大学の国際共同研究の可能性を広げる機会となり、地域に根差した特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みに大きな期待を寄せられています。国際連携が進むことにより、今後の研究活動にさらなる好影響をもたらすことでしょう。地域中核として、岡山大学が世界の革新に貢献し続けることが期待されます。

このような国際的な交流が進む中で、岡山大学の惑星物質研究所は、今後とも研究の先駆者としての地位を確立していくでしょう。私たちは、岡山大学及びその研究所の取り組みに引き続き注目し、応援していきたいと思います。


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