chilink 1周年イベント
2025-06-26 10:59:41

みなとみらいの新しい交流拠点「chilink」が1周年を迎える特別イベントを開催

みなとみらいの新しい交流拠点「chilink」が1周年を迎える特別イベントを開催



2025年5月28日、横浜の「chilink WORK SITE MINATOMIRAI」は1周年を迎え、特別なイベント「越境Night」が開催されました。主催は株式会社ATOMicaで、日産自動車出身者のコミュニティ「NAIS」との共催で、イノベーションと多様なビジネスケースを探求する重要な機会が提供されました。

イベントの詳細



この日は株式会社INCJの会長の志賀俊之氏、シナモンAIの加治慶光氏、資生堂の中西裕子氏といった豪華なゲストスピーカーが集まりました。合計53名が参加者として訪れ、多様な背景を持つ人々が集まったことで、世代や業種を超えた活発な対話が行われました。ATOMicaのCo-CEO、嶋田瑞生氏と南原一輝氏がファシリテーターを務め、各登壇者がそれぞれの専門知識や体験を共有しました。

トークセッションの内容



トークセッションでは、「越境」とは何かという問いを軸に、参加者たちのリアルな経験や価値観が語られました。

志賀俊之氏の発言



志賀氏は43年のキャリアを持つ日産から、61歳で投資会社INCJに参加した際の心境について語りました。日産にいたころは、常識が支配する世界で肩書きが重視されていました。しかし、INCJでは異なる価値観がぶつかり合い、その結果、生まれたアイデアの面白さに魅了されたと語ります。「この新しい環境では、価値や人間性が真の評価基準となる」と彼は述べました。

また、日産リーフの発表時のマーケティング活動を例に出し、消費者が描く未来を重視する姿勢が「越境の力」を体現していると強調しました。その中で、企業が一方的に情報を伝えるのではなく、コミュニティとして一体感を持つことの大切さを伝えました。

加治慶光氏の視点



加治氏は、イノベーションが普段交わることがない人との関係から生まれることを強調しました。この「ウィークタイズ」の概念は、新たな価値を創出する上で非常に重要であり、chilinkがその役割を果たしていると説明しました。また、生成AIなどのツールを活用することで、アイデアを迅速に形にできる時代が来ていることにも触れました。

中西裕子氏のインサイト



中西氏は柔軟な働き方がもたらす利点について、リモートで働くことができる自由さが、社員のライフスタイルに寄り添っていると解説しました。ポストコロナの時代においては、働き方の多様性とそれに基づく新しい人間関係の構築が鍵であるとも述べました。

参加者の反応



イベント参加者からは、各スピーカーの視点や経験から多くの刺激を受けたとの声が多く寄せられました。特に、越境というテーマは、自らの成長や新たなチャレンジを考えるうえでの重要なヒントになったようです。

今後の展望



chilink WORK SITE MINATOMIRAIは、「居心地の良い空間で人と人がつながり、連鎖反応を起こす場所」としてこれからも進化し続けます。ATOMicaは、さまざまな人々が出会い、交流する場を提供し、社会に貢献するための活動を積極的に進めていくことでしょう。今後も地域の新しい交流拠点として期待が寄せられています。


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