よしかた産婦人科の国際認証
2025-03-25 12:14:48

関東初、国際認証を取得したよしかた産婦人科の取り組み

よしかた産婦人科が関東初の国際認証を取得



神奈川県横浜市に位置するよしかた産婦人科が、2025年3月に関東地域で初めて「国際出産イニシアティブ」(International Childbirth Initiative: ICI)の認証を取得することが決まりました。この国際的な認証制度は、出産に関わる医療機関の質を向上させることを目的としており、妊娠や出産における母子・家族への尊重が重要視されています。

国際出産イニシアティブ(ICI)とは?



国際産婦人科連合(FIGO)、国際助産師連盟(ICM)、国際小児科学会(IPA)、国際母子出産組織(IMBCO)、ホワイトリボン連盟(WRA)の5団体によって構築されたこのイニシアティブは、2018年に設立されました。その基本理念は、妊産婦や家族の健康を守るための12のステップを提供し、ポジティブな出産体験を実現することです。

いまや、30ヶ国以上で100以上の医療機関がこのイニシアティブに参加し、さまざまな言語に翻訳されたガイドラインが広まっています。日本国内では、2024年に長野県で認証された施設があるものの、関東圏での取得はよしかた産婦人科が初めてとなります。

妊産婦と家族のヘルスケアがカギ



最近の調査によると、育児不安や乳幼児虐待の原因の大部分は、妊産婦及びその家族への健康管理の不足に起因しています。よしかた産婦人科では、妊婦だけでなくその家族も含めて、総合的かつ持続的な支援を行っている点が特徴です。

施設では、専属の理学療法士が、産前から産後にかけて骨盤ケアや腰痛などに対応しています。さらに、家族同伴の妊婦健診や立ち合い分娩が推奨されており、ポジティブな出産体験を重視した環境が整っています。また、「よしかたハウス」と呼ばれる育児支援施設も設置されており、地域の育児支援団体と連携しながら、母子の健やかな生活をサポートしています。

出産時ケアの新たなアプローチ



出産の痛みを和らげるための方法についても、ICIは新たなアプローチを提唱しています。具体的には、薬を用いない痛みの緩和方法やリラクゼーション法の導入が重要視されており、自然陣痛を待つことをポリシーとしているよしかた産婦人科は、出産時においても妊婦の意志を重んじています。

院長の善方裕美氏は、「お産現場に立つ者の使命は、母子の安全を守ること」と掲げ、医療の進歩と共に、女性が本来持つ内分泌の力を信じる大切さを強調しています。産後の継続的なケアも重視し、母乳相談外来やカウンセリングを通じて、出産後のサポートも充実させています。

まとめ



よしかた産婦人科の国際認証取得は、出産に対する新たな視点や高い支援を提供するための第一歩です。妊産婦やその家族が安心して出産を迎えるための努力を続けながら、地域に根ざした支援をこれからも展開していくことでしょう。可能な限りポジティブな出産体験を実現するための取り組みが、今後も関心を呼ぶこと間違いありません。

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よしかた産婦人科
所在地: 神奈川県横浜市港北区小机町2430
院長: 善方裕美
公式サイト


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