岡山大学が地域とのつながりを深める「津島遺跡おさんぽの会」を開催
2025年4月3日、岡山大学大学院社会文化科学研究科の堀内研究室は、地域の人々を対象に「津島遺跡おさんぽの会」を開催しました。約25名の参加者が集まり、岡山の文化遺産と健康促進の知見を深めました。
このイベントは、OU-SPRING生の白石奈津栄大学院生と堀内孝教授が中心となり、岡山大学の目指す健康的で幸福な社会の実現を目指して企画されました。具体的には、高齢者の生涯学習と身体活動の推進を目的とし、ますます重要視される地域との結びつきを強化する試みでもあります。
イベントの概要と開始
開会にあたって、堀内教授と槇野博史名誉教授が挨拶を行い、参加者が興奮をもってこの特別な一日に向けて気持ちを高めました。その後、参加者たちは岡山大学の「倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト」で修復された楯築特殊器台を見学しました。この器台はクラウドファンディングによって復元されたもので、その歴史的な価値に触れる貴重な機会となりました。
さらに、岡山県総合グランドにある遺跡&スポーツミュージアムで学芸員の解説を受けながらの見学が続き、地域の遺跡に対する理解を深めました。
散策と交流の時間
見学の後、参加者たちは津島遺跡を散策する30分間のウォーキングコースと、キューティパイカフェへ直接向かうコースに分かれました。散策後はカフェにてアフタヌーンティーを楽しみながら、参加者同士の交流が深まり、雰囲気は和やかでした。
このイベントには、吉備学会の今西通好会長やNPO法人こくさいこどもフォーラム岡山のメンバーも参加し、地域の文化遺産に対する興味を共にありました。参加者は大学院生や留学生を含む多様な背景を持つ人々で、異文化理解と交流が進む場となりました。
地域との連携の重要性
「津島遺跡おさんぽの会」は、地域社会との絆を強化し、学びと健康を促進する貴重な機会となりました。地域に根ざした活動を通じて、参加者の健康に寄与しつつ、文化遺産への理解を深めることが数多くの人々に期待されています。
岡山大学の取り組みは、地域の中核的な研究機関としての役割を果たし続け、さらなる発展が見込まれます。参加者はこのイベントを通じて、歴史への理解を新たにし、心身の健康を養うと同時に、地域の活力を感じることができたことでしょう。
今後の岡山大学の活動にもぜひご注目ください。
このように、岡山大学は地域との連携を深め、高齢者の生涯学習や健康づくりに貢献するための様々な取り組みを進めています。地域社会における教育と健康活動の重要性を共に実感し、学びの場を深めることで、参加者にとって豊かな体験が提供されます。私たちも今後の活動に期待を寄せましょう。