スリーハイの挑戦
2025-04-24 12:15:20

横浜のスリーハイが発信する脱炭素と地域連携の未来

スリーハイが描く持続可能な未来



株式会社スリーハイ(横浜市都筑区)は、持続可能性に向けた取り組みと最新の財務情報を一堂にまとめた新しい情報開示冊子「THREE HIGH ANNUAL REPORT OMOU 2024」を発行しました。この冊子は、昨年の「Sustainability Report 2021」から数え、4冊目となるもので、中小企業でも情報開示の文化を広めることを目指しています。

情報開示の重要性


アニュアルレポートは、財務情報と非財務情報(企業理念、CSR、SDGs)を包含した報告書です。非上場企業ではこのようなレポートを発表することが少なく、スリーハイはそれを「大企業だけのものではない」と強調しています。積極的に情報を開示することで、信頼関係を築くことが重要だと考えています。

2024年の主な取り組み


札幌営業所の開設


スリーハイは2024年2月、初めて神奈川県以外に札幌営業所を設立しました。北海道では次世代半導体製造が進行中で、この分野でもスリーハイ製品が利用されています。営業所の設立により、地方のお客様へ迅速かつ具体的なサービスを提供できるようになりました。

実質無借金経営の達成


スリーハイは今期、実質無借金経営を実現しました。これは、借入れがあるものの、それを上回る資金を保有している状態を指し、企業の財務基盤がより安定化したことを意味します。

持株会社体制への移行


同年2月には持株会社として「株式会社スリーハイホールディングス」を設立。これにより、多様な事業展開を可能にし、「ものづくり」を続ける道を選びました。

審査員特別賞の受賞


「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」では、スリーハイの従業員や取引先、地域社会に対する取り組みが評価されました。特に、障がい者雇用への積極的な姿勢が光ります。

国際的な取り組みと脱炭素経営


2024年はタイと台湾での展示会に出展。海外から多くの視察団を受け入れ、スリーハイの製品に高い関心を示しました。特に、脱炭素経営においては全工場の電力を再生可能エネルギーに切り替え、CO₂排出量ゼロの目標を達成しました。

OMOU 2024の進化


「OMOU 2024」では、SDGsの進捗を定量的に可視化し、企業の価値創造プロセスを視覚的に表現するための改良がなされています。具体的な指標を設定し、社会の中でどう機能しているかを分かりやすく伝えるための工夫が施されています。

まとめと未来へのメッセージ


スリーハイ代表の男澤氏は、「中小企業版アニュアルレポート」の意義を強調し、経営の透明性や社会との対話を大切にしています。今後も、地域や様々なステークホルダーに対して意味ある価値を提供し続ける姿勢が求められます。

スリーハイの「OMOU 2024」は、持続可能な社会の実現に向けて重要な一歩といえるでしょう。地域連携や脱炭素への挑戦を通して、今後の展開に期待が高まります。


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