猛暑に負けない！神奈川県の保育園で実施した特別な食育プログラム

神奈川県の保育園で行われた特別な食育プログラム

2025年9月16日、横浜市のマイ・ハート綱島東保育園において、オイシックス・ラ・大地が提供する「すくすくOisix」プログラムの一環で特別な食育活動が開催されました。このプログラムでは、今年の厳しい猛暑によって規格外となったなすを使い、子どもたちに食に対する理解を深めることが目的とされています。

段階的な学びを通じた食育

食育活動の始まりとして、園児たちはまず保育士からなすの花の画像を見ながらクイズを行い、畑での成長過程を学びました。続いて、正規品と規格外のなすを実際に目にし、その断面を見比べることによって、形の違いがどのように生じるのかを体験しました。子どもたちは、農作物の形状が整っていない理由を学び、見た目だけではなく味も同じであることを理解しました。

五感を使った体験

さらに、なすの香りを嗅ぎ、表面の感触を確かめることで、子どもたちの五感を刺激しました。その後、オンラインで実際の生産者と繋がり、野菜の育成に関する質問をすることで、食べ物に対する興味をさらに深めました。この日の給食メニューには、なすを使用したミートソーススパゲティが登場し、園児たちの食欲をそそりました。

フードロス削減への取り組み

「すくすくOisix」プログラムが目指すのは、食品ロスの削減です。特に、見た目の理由で市場に出回らない野菜の価値を再認識し、食べ物への感謝の気持ちを育てることが狙いです。この活動を通じて、子どもたちにただ食べるだけではなく、どのように食べ物が生まれてくるのか、そしてどうやって大切にするのかを伝えたいと考えています。

魅力的な食育を提供する「すくすくOisix」

「すくすくOisix」プログラムは、保育施設における給食サービスを提供する一環として、栄養士による献立の作成や栄養相談、食育コンテンツの配信を行っています。2021年9月からスタートし、保育園との連携を深めながら、教育活動を充実させています。

今後も季節に応じて旬の野菜を使用し、子どもたちが体験を通じて食の大切さを学べる機会を提供していく予定です。特に、野菜が何故必要なのか、どのように食べることで健康を保てるのかを知ることは、今後の世代にとって重要です。