ファンケルと神奈川県が協力した新しい取り組み
2025年10月1日、株式会社ファンケルと神奈川県(知事:黒岩祐治)は、「連携と協力に関する包括協定」を締結しました。この協定は、双方の強みを活かして健康や社会的な課題に取り組むことを目的としています。具体的には、がん対策、共生社会の実現、孤独対策、未病改善など、様々な社会的課題に対する取り組みを進めることに焦点を当てています。
アピアランスケアの重要性
特に注目されるのは、がん治療を受ける患者さんに対するアピアランスケアです。近年、がん患者が外見の変化を気にせず、元気に社会生活を送ることができる「がんとの共生」が求められています。アピアランスケアは、この共生を実現するための重要な要素として、患者自身のQOL(生活の質)を向上させることを目指しています。
この取り組みを一層推進するため、2025年10月10日(金)に、神奈川県民を対象としたアピアランスケアに関するイベントが開催されます。ファンケル、キリンホールディングス、神奈川県が協力し、がん治療中でもその人らしさを大切にする方法について一緒に考えます。
イベント詳細
タイトル
「その人らしさを、がん治療のそばに。~アピアランスケアという言葉を知っていますか~」
開催日時
2025年10月10日(金)13:30~14:30
会場
県民共済みらいホール
共催
神奈川県、株式会社ファンケル、キリンホールディングス株式会社
対象者
神奈川県在住の方を対象とし、約100人の参加を想定しています。参加は無料です。
具体的な実施内容
- - 神奈川県からのがん対策に関する取り組みの紹介
- - ファンケルによるアピアランスケアの取り組みについてのプレゼンテーション
- - 特別ゲストとして、梅宮アンナさんとがん研有明病院の片岡明美先生による講演が行われます。
参加する意義
このイベントは、がん治療中の方々に向けて、外見を気にせず自分らしく生活していくための支援を目的としています。アピアランスケアの理解を深めることで、患者自身やそのご家族が抱える不安を少しでも和らげ、新たな視点から共生を考えるきっかけになればと願っています。
このような取り組みを通じて、ファンケルと神奈川県は、より良い社会を目指していく姿勢を示しています。参加者一人一人がこの活動に共感し、共に歩んでいくことを期待しています。