TEAM UPGARAGE、SUPER GTで快挙達成!ポールトゥウィンの歴史的勝利
カー&バイク用品のリユース専門店「アップガレージ」を全国展開する株式会社アップガレージグループが運営する「TEAM UPGARAGE」が、2025年6月27日に行われたSUPER GT GT300クラスの第3戦セパンにて見事優勝を果たしました。これは、チームにとって初のマレーシアでのレース参戦となった記念すべき瞬間です。
予選:激戦の末にポールポジションを獲得!
このレースの予選は、非常に厳しい気象条件下で行われました。現地の気温は30度を超え、選手たちは体力を奪われましたが、TEAM UPGARAGEは強い意志で挑みました。木曜と金曜には公式練習が実施され、特に野村勇斗選手がGT300クラスのコースレコードを更新し、チームに明るい兆しをもたらしました。
予選本番では、ベテランの小林崇志選手がQ1に出場し見事な走りで突破。続くQ2では、ルーキーの野村選手が自己最速タイムを記録し、チームにとって2021年の第7戦以来となるポールポジションを獲得しました。チーム全体が一丸となった成果がこの結果に繋がったことは、彼らの成長の証でもあります。
決勝:ポールポジションからのスタート
決勝は2025年6月28日に行われ、TEAM UPGARAGEは前日のポールポジションからスタートしました。スタートを切った野村選手は一時2位に後退しましたが、巧みな戦略で安定した走りを見せ、次第にポジションを戻しました。
中盤では、小林選手とのドライバー交代をタイミングよく行い、ライバルチームのミスを突いて再びトップに立つことができました。厳しい気象条件とタイヤの影響を受けつつも、小林選手は冷静に安定した走りを続け、最終ラップでは迫るライバルからのプレッシャーに耐えつつ、見事にトップでチェッカーフラッグを受けました。
このレースはチーム史上初の「ポールトゥウィン」を達成した瞬間でもあり、これまでの苦戦を乗り越え、大きな勝利を掴み取りました。
ドライバーと監督のコメント
野村選手は、「スタートで先行されたものの、後続の追撃をしのぎ、ピットストップで逆転できたことに本当に喜びを感じています。」とコメント。
小林選手は、「1周目でポジションを落ちましたが、野村選手が頑張って耐えたおかげで逆転できました。チーム全体の連携が良かった結果だと思います。皆に感謝します。」と話し、チームの努力を称賛しました。また、石田誠監督は「今シーズンのミスを乗り越え、素晴らしいレースができたことが嬉しい。大好きなマレーシアでの勝利、最高です。」と、チームの力を誇りに思っている様子が伺えました。
アップガレージグループについて
1999年に創業したアップガレージグループは、カー&バイク用品のリユース事業を主力とし、全国に250店舗以上を展開しています。2022年からは、自転車専門のリユース事業にも着手し、グローバルな成長を目指しています。次なる挑戦にも期待が寄せられています。
まとめ
TEAM UPGARAGEの優勝は、ただの勝利だけではなく、これからのさらなる挑戦に向けた弾みとなります。チームの戦いと成長をこれからも応援し続けましょう。