音楽経験者を対象にした新卒採用「バンドマン採用」
神奈川県横浜市に本社を構えるシステムコンサルティング会社、システムアイが新たな形の新卒採用を実施します。それが、3月10日からスタートする「バンドマン採用」です。この施策は、バンド活動や音楽を通じて得た経験やスキルを重視し、学歴不問、書類審査免除という新しいアプローチで人材を募集することを目的としています。
バンドマン採用の独自性
システムアイがこのバンドマン採用を導入する背景には、代表取締役社長の葛川敬祐が元バンドマンであることがあります。この施策は、音楽経験が優れた人材選びに寄与する可能性があるという仮説から生まれました。実際、ビジネスの世界には多くの優れたリーダーが音楽のバックグラウンドを持っています。
システムアイは、これまで主にプログラミング経験者を採用してきましたが、事業の成長には多様性が不可欠だと判断し、バンドマン採用を開始しました。特に2026年卒の新卒採用では、採用目標を前年の2倍にあたる20名に引き上げ、さまざまなバックグラウンドを持つ人材との出会いを目指しています。
バンド経験で培われる能力
バンド活動を通じて養われる能力はビジネスにも応用できると考えられています。以下はその一部です:
- - 巻き込み力・推進力:メンバーを集め、共同で成果を出す力。
- - 調整力・コラボレーション力:異なる意見をまとめ、チームを効率的に機能させる力。
- - 創造力:新しいアイデアを生み出す力。
- - 探究心:物事を深く追求する姿勢。
- - 発信力:自身の作品を世間に届ける力。
これらの能力は、システムアイが求める人材の必須条件と言えます。さらに詳しい情報や具体的な期待する能力については、特設サイトで提供しています。
社長の想いと先輩社員の証言
葛川社長は、自身のバンド経験を踏まえ、音楽活動を通じてさまざまなスキルを身につけた候補者を評価したいと語ります。特に、音楽活動において何を成し遂げたか、その実績に基づいて選考を行う意向を示しています。
また、モバイルアプリエンジニアやフロントエンドエンジニアとして活躍する先輩社員たちの証言も注目です。独学で技術を習得した体験や、音楽における協力の重要性を語り、自身のキャリアにどのように活かされているかを伝えています。これらの経験はIT業界においても通じる部分が多く、バンド経験者が持つ独特の視点やアプローチが大いに評価されています。
採用の流れと参加方法
「バンドマン採用」に参加希望の方は、特設サイトからエントリーフォームに申し込むことができます。応募後、会社説明会の日程が通知され、その後、社員とのリモート面接が2回実施されます。また、希望者は面接時に音楽の実演を行うことも可能です。
システムアイの企業情報
株式会社システムアイは1996年に設立され、業務システムの設計・開発を手掛けている企業です。金融や小売業向けのシステム開発に強みを持ち、近年は公共公益系システムや自社の海外拠点開設など、事業領域を拡大しています。音楽活動を通じて培った人材を求め、より多様な組織作りを目指すシステムアイに、今後も注目が集まります。
詳細な情報は、
システムアイの特設サイトをご覧ください。