プーさんの舞台裏
2025-07-18 19:25:25

ミュージカル「ディズニー くまのプーさん」のクリエイティブの裏側に迫るインタビュー!

ミュージカル「ディズニー くまのプーさん」特集



新たに制作されたミュージカル「ディズニー くまのプーさん」が、2025年に再び日本を巡るジャパンツアーを展開します。この作品は、A.A.ミルンの原作とクラシカルなディズニーアニメーションに基づいており、名古屋、東京、福岡など全6都市を旅します。200エーカーの森の仲間たちをパペットで表現したこの作品の魅力について、クリエイティブチームの岸本功喜さんと小島良太さんにお話を伺いました。

再演への想い


岸本さんは、昨年の初演で多くの反響が得られたことに感謝し、新たに挑むジャパンツアーへの意気込みを語りました。「子供連れのファミリー層にも多く訪れて欲しい」と語り、手軽に楽しめるエンターテイメントの場としての意義を強調しました。

小島さんも、観客がこの独自のパペット表現を目の前にし、くまのプーさんの世界に深く没入できたという体験が、再演の原動力になっていると述べ、作品に対する期待感が高まっている様子が伺えました。

ミュージカルの魅力


「ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』は、パペットを駆使した新しい表現方法で観客を惹きつけます。岸本さんは、観客がパペットに引き込まれる体験を大切にしており、パペットのリアルな表現力を生かした演出に力を入れています。小島さんも、アニメーションと日本語の整合性を意識しつつ、登場キャラクターの個性を大切にした翻訳に取り組んだと語ります。

例えば、ティガーの二人称の使い方は状況に応じて変わるとのことで、非常に細やかな配慮が施されています。また、ジョナサン・ロックフェラー氏が手掛けた脚本と演出により、ウィットに爆笑や驚きが散りばめられています。

パペットによる感動の瞬間


パペットの動きに精巧な命を吹き込むために、岸本さんはまずキャスト同士のリアルな演技に重きを置いており、その後パペットを通して見える世界を演じるというアプローチを取っています。このような工夫により、観客はミュージカルを観る際にまるでキャストがいないかのように感じ、くまのプーさんたちとの一体感を味わうことができるのです。

小島さんも、くまのプーさんとピグレットのキャッチボールのようなリアリティのある会話に引き込まれる観客の様子を具体的に描写し、観劇の楽しさを伝えます。

終わりに


観客にとってこのミュージカルは、単なるエンターテインメントを超える体験となるでしょう。岸本さんは、「劇場で生のエネルギーを感じることは、スマホでは得られない貴重な体験です」と述べ、観客に会場に足を運ぶことを強くお勧めしています。

新作ミュージカル「ディズニー くまのプーさん」が届ける、心に残る時間。この機会にぜひ劇場へ足を運び、100エーカーの森の冒険に触れてみてはいかがでしょうか。


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