岡山大学の新提案
2025-06-21 14:21:19

岡山大学、UN Tourismとの連携を通じたアクセシブル・ツーリズムの推進を提案

岡山大学の国際的な観光へのアプローチ



2025年5月27日、岡山大学の横井篤文副学長と池谷航介准教授が、奈良市に位置する国連世界観光機関(UN Tourism)のアジア太平洋地域事務所を訪問しました。この訪問は、持続可能な観光の重要性を共有し、アクセシブル・ツーリズムの推進に向けた新たな連携を模索するものでした。

アクセシブル・ツーリズムに向けた具体的な取り組み



池谷准教授は、世界遺産地域におけるアクセシブル・ツーリズムの推進や、県内のいくつかの自治体と連携したアウトドア・バリアフリー事業について説明しました。これに対し、UN Tourismからも「持続可能な観光地づくり国際ネットワーク(INSTO)」や、「自然エリアでのアクセシビリティの確保とインクルーシブツーリズムの開発状況優良事例集」などの具体的な事例が紹介されました。

意見交換では、観光産業が地域に与える影響や、その持続可能性を高めるためのアイデアが活発に飛び交い、両者のビジョンが一致する瞬間が見受けられました。特に、バリアフリー化が進むことで、多様な人々が観光を楽しむことができる環境が整えられることへの期待が高まりました。

ブレークスルーを生む地域連携



横井副学長は、岡山地域が持続可能な開発のための教育(ESD)の日本の最初の拠点であることを強調し、UN Tourismとの連携の重要性を再確認しました。特に、1999年に国連が採択した「世界観光倫理憲章」に基づく持続可能な観光の推進が、地域社会に与える恩恵についても触れました。

大宅千明副代表からは、国連機関の取り組みを広く社会に普及させることの重要性について共有され、岡山大学とUN Tourismのさらなる連携への期待が寄せられました。

SDGs達成を目指す岡山大学の姿勢



この訪問は、岡山大学が地域および国際社会との一体的なパートナーシップを強化する目指し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた基盤を整えようとしていることの一環です。

現在、同大学はアクセシブル・ツーリズムの推進を通じて、地域の特色ある研究大学としての役割を果たし続けています。今後の展開に対する期待は高まる一方です。

結びに



岡山大学は、地域社会の持続可能性を考える取り組みを続けており、その姿勢が国際的に評価されつつあります。持続可能なアクセシブル・ツーリズムの実現に向けた同大学の活動に注目が集まっています。今後も、岐路に立つ観光業のスタンダードとなるべく、積極的なアプローチを続けます。


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