GMOサイバーセキュリティが新たに横須賀にオフィスを構える
2025年3月10日、GMOインターネットグループの一員としてサイバー攻撃対策事業を展開するGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社が、神奈川県横須賀市に位置する横須賀リサーチパーク(YRP)内に新オフィスを設立しました。今回の新オフィス開設は、サイバーセキュリティ分野における研究開発や人材育成をさらに推進する目的があります。
YRP進出の意義
新オフィスの設立には、YRPの特性が大きく関わっています。YRPは、官公庁や民間企業、大学機関との連携を強化し、サイバーセキュリティの人材育成や研究開発を進める拠点として知られています。この横須賀における拠点を活用することで、さらなる技術の共有と人材の育成に貢献できると期待されています。
主な活動内容
GMOサイバーセキュリティ byイエラエの新オフィスでは、以下のような活動が予定されています。
1.
最先端の研究推進
官公庁をはじめとした各種組織との技術共有を図り、サイバーセキュリティ分野における最先端技術の研究を進める。
2.
官民連携の強化
地域内外の企業や研究機関との共同研究や人材交流を促進し、日本のサイバー防衛力の向上に寄与する。
このように、GMOサイバーセキュリティは、幅広い分野における研究や人材育成を実施し、国全体のサイバーセキュリティを向上させる重要な役割を果たそうとしています。
技術力の向上を目指して
GMOサイバーセキュリティ byイエラエの執行役員である奥野史一氏は、「当社はホワイトハッカーとしての専門的な知識を生かし、サイバーセキュリティの多様な課題に立ち向かっています。YRPという研究開発拠点の利点を最大限に活かしながら、官民学の連携を進めていきます」とコメントしています。
特に、従来の座学中心の教育から脱却し、実践的なトレーニングによるスキル育成を重視する方針も打ち出されています。これにより、リアルな攻撃シナリオを用いたトレーニングや最新技術に基づく研究活動が行われる予定です。
日本のサイバー防衛能力の向上に挑む
GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、グローバルで戦える技術力を持った人材の育成と研究を通じて、日本のサイバー防衛能力を一層向上させる使命を掲げています。安心・安全なデジタル社会の実現に向けた取り組みを、今後も継続していくことを表明しています。
終わりに
GMOサイバーセキュリティ byイエラエが新たに構えたオフィスは、ただの拠点にとどまらず、将来の日本のサイバーセキュリティを牽引する重要な役割を担うことでしょう。こうした取り組みが、日本全国のデジタル社会の安全性を高めることに寄与することを期待せずにはいられません。