歯科に新しい風!「歯科心理カウンセラー」の誕生
昨今、歯科治療への不安を抱える患者が多く存在する中で、日本歯科心理カウンセラー協会が新たな資格「歯科心理カウンセラー」を提供し始めました。このたび、熊本県と広島県に初めて認定者が誕生しました。これまでの歯科医療において、心理的なサポートが重視されていなかったため、今回の誕生は非常に注目されています。
歯科心理カウンセラーとは?
「歯科心理カウンセラー」とは、歯科医療に対して恐怖や不安を抱く患者に対し、心理的なアプローチを通じて心のケアを提供する専門家です。協会によると、カウンセラーは患者の「怖い」という気持ちに寄り添い、安心感を与えることをモットーとしています。歯科特有の心理に基づいた接遇を通じて、患者が自らの気持ちを自由に表現できる環境を整えていきます。
患者へのメリット
歯科心理カウンセラーによるサポートは、患者に多くのメリットももたらします。
1.
通院のしやすさ: 安心できる環境が整うことで、患者は治療に対して前向きになり、通院の継続が期待できる。
2.
リピート率の向上: 通院しやすくなることで、医院のリピート率が高まり、集患コストも削減される。
3.
スタッフの充実感: スタッフ間のコミュニケーションが円滑になり、離職率が下がる傾向がある。
4.
医院の信頼向上: 患者との信頼関係が深まることで、無断キャンセルが減完し、受診率が増加します。
5.
自費治療率のアップ: 信頼関係が生まれるため、患者が自費での受診も選ぶようになる。
資格取得セミナー
日本歯科心理カウンセラー協会では、カウンセラー資格を取得できるセミナーを定期的に開催しています。次回は2025年に全4回のセミナーを予定しています。多くの歯科医療従事者にとって、参加することで新たな刺激となり、医院全体の質の向上に繋がることでしょう。
受講生たちの声
セミナーを受講した方々からは、次のような感想が寄せられました。
- - 「このセミナーを受けることで、医院全体で心のケアが必要だと強く感じました。」(男性歯科医師)
- - 「患者から『信頼を稼ぐ』ことの重要性を学びました。これからも安心感と希望を提供できるカウンセラーを目指します。」(女性歯科医師)
- - 「恐怖心を抱く患者が多いことに気づき、残りの歯科人生を変える価値ある経験でした。」(女性歯科医師)
協会の今後の展望
今後、日本歯科心理カウンセラー協会は、全国各地で歯科心理カウンセラーの認知拡大を目指しています。その活動を通じて、患者が安心して通院できる新しい歯科医療の形を確立していく考えです。
【開催情報】
- - 日時: 2025年4月27日、6月8日、9月28日、11月30日(全日曜日)
- - 時間: 10時〜16時(要事前予約)
- - 場所: 日本歯科新聞社セミナールーム
参加を希望する方は、協会の公式サイトやQRコードからお申し込みをお願いします。詳細は以下のリンクをご確認ください。
日本歯科心理カウンセラー協会としては、これからも様々な形で患者の心に寄り添う活動を続けてまいります。これからの歯科医療の可能性に期待し、より良い治療環境の提供を目指して進んでいくことをお約束します。