小田原に誕生した複合施設『and SEA』の魅力を探る
神奈川県小田原市、文教地区の栄町に新たなスポット『and SEA』が開業しました。この複合施設は小田原駅から海へと続く道の中間地点に位置し、地域共生型の場所として構想されました。デザインはデイトナハウスとLDKが手掛け、外観は重厚感のあるダークグレーを基調とし、ガラスウォールが印象的です。
街と海、記憶と現在をつなぐ
『and SEA』の設計には、「and(つなぐ)」と「SEA(海)」という言葉が象徴的に込められています。ここでは、仕事や生活、遊び、学びが調和し合う日常が展開され、町と自然、さらには過去と現在をつなぐ新しい接点としての役割を果たします。
施設の建物は軽量鉄骨造の3階建てで、1階には店舗、2・3階にはレジデンスが配置されています。デザインはインダストリアルな雰囲気を持ちつつ、小田原の町並みにも自然に溶け込む美しさがあります。特に2・3階のレジデンスは開放感を重視し、壁面をあえて露出させた間取りが特徴です。居住者は自分らしくカスタマイズできる空間づくりが可能で、SOHO利用やペット共生も相談に応じています。
マツシタ靴店の新店舗がオープン
『and SEA』の目玉の一つは、老舗の『マツシタ靴店』が新装開店したことです。この靴店は大正7年に創業し、地元に愛され続けてきた存在です。今後は、地元人気の“ギョサン”(漁業従事者用サンダル)を中心に、海や日常に関連した商品を多様に展開する予定です。
店内はカラフルでポップなデザインとなり、来店者を楽しませてくれることでしょう。柔らかな雰囲気でありつつも、現代的な装いが特徴的です。ここも『and SEA』のコンセプトである「記憶と現在をつなぐ」場所として大切にされていくでしょう。
都市と地域をつなぐ新たな拠点
また、『and SEA』は都市部と地域を結ぶハブとしてのポテンシャルも持っています。JR小田原駅から徒歩約7分、都心へのアクセスも良好なため、週末移住やデュアルライフの拠点としても理想的です。生活機能が周辺に集まり、レジデンスは57〜65㎡のファミリー向けから、月額22万円(共益費含む)という競争力のある賃料が魅力的です。
内覧会の開催
さらに、今後他のテナントの開業も予定されており、2・3階のレジデンスの入居者募集も始まっています。興味ある方は、2025年の7月5日と6日に開催される内覧会に参加することで、この新しい複合施設を実際に体験することができます。建物の詳細や内覧会の申し込みは、公式サイトから確認できます。
まとめ
小田原に新たに誕生した『and SEA』は、ただの施設ではなく、街と海、人々をつなぎ、過去の記憶を未来に引き継ぐ場として、地域に根付くことを目指しています。これからの展開に目が離せません。