子どもたちが社会課題解決に挑む!第7回CEOキッズビジネスコンテスト
2025年11月30日、東京都港区にて、「第7回CEOキッズビジネスコンテスト」が開催されます。このコンテストは、株式会社CEOキッズアカデミーが主催するもので、6歳からのビジネススクールで育った子どもたちが自らのビジネスアイデアを競い合うイベントです。コンテストの目的は、子どもたちに起業家精神を育むこと。この機会に、彼らの思い描く未来を志し、自分自身の力で社会の課題に挑む姿をぜひご覧ください。
ビジネスアイデアの独創性と実現可能性に注目
子どもたちは、日常生活の中で感じる社会の課題に目を向け、自分たちなりの解決策を模索します。例えば、「ゴミの分別ミスをなくして、誰でも地球を守れる未来を作りたい」という想いを込めた分別サポートシステムや、「保護者同士が助け合える社会を実現するための共に支える送迎アプリ」など、具体的なビジネスアイデアが誕生しています。それぞれのアイデアは、環境保護や地域社会の繋がりを強化することを目指しており、参加者たちの情熱と創意工夫が光ります。
参加者の熱意が形に
CEOキッズアカデミーの代表、遠藤千恵子氏は「子どもたちには、自分の力で未来を切り拓く力があります」と語ります。彼らは約1年間、ビジネスアイデアを練り上げ、商品化に向けて努力してきました。このようにして育まれた子ども起業家たちは、実際にクラウドファンディングを活用し、ビジネスを実現に導いています。過去には、高校生が開発した添加物チェックアプリや、保護猫支援グッズを販売した例など、社会のニーズに応えたプロジェクトが少なくありません。
審査のポイント
コンテストでは、ファイナリストたちがスライドや自身で作成したプロトタイプを用いてビジネスアイデアをプレゼンテーションします。審査の基準は独自性、実現可能性、社会性、表現力など多岐にわたります。特に、観覧者と審査員の前で発表を行うことで、子どもたちは緊張感とともに貴重な経験を得ることになります。優勝賞品としては、ハワイのビジネス研修への招待が用意されており、これは子どもたちにとっての大きなモチベーションとなるでしょう。
参加条件と決勝進出者
このコンテストの参加には、CEOキッズアカデミーで用意された様々なコースを修了していることが必須です。これまでに計48回にわたって実施されたアドバンスコースや、高校生・大学生向けの起業講座を修了した方々が対象とされています。中には中学1年生の伊藤大輝さんや、中学2年生の辻歩汰さん、そして小学6年生の竹井サラさんといった若き起業家たちが決勝進出を決めています。
過去の活動実績
CEOキッズアカデミーは2018年の設立以来、全国各地から約3,000名の親子が受講しており、過去には15人以上の子ども起業家が誕生しています。毎年、多彩なビジネスアイデアが生まれる理由は、実践を通じた学びや、彼ら自身が目の当たりにする社会の課題への気づきが大きいといえるでしょう。講師やスタッフは、子どもたちが夢を追いかける姿に感動し、喜びを感じています。
まとめ
「第7回CEOキッズビジネスコンテスト」は、子どもたちが自らの手で未来を切り拓く情熱を掴む貴重な舞台です。社会に目を向け、その課題に対して自分なりの解決策を持つ子どもたちの姿勢からは、私たち大人が学ぶべきことが多いです。ぜひ、多くの方に会場で彼らの挑戦を見届けていただきたいと思います。