エフィラグループが「ユニウェブ」でウェブアクセシビリティを強化
エフィラグループ株式会社(本社:神奈川県横浜市港北区)は、自社のコーポレートサイトに株式会社Kivaが提供するウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」を導入したことを発表しました。これにより、すべての人へ必要な情報へのアクセスを可能にすることを目指しています。
導入された「ユニウェブ」について
エフィラグループのコーポレートサイトには、ページ右下に「ユニウェブ」のアイコンが設置されており、ユーザーがそれをクリックするとアクセシビリティメニューが表示されます。リーダー機能によりテキストを読み上げたり、画面のコントラストを変更したりすることができます。幅広いユーザーに便利なサービスが提供されることで、様々な背景を持つ人々が情報を利用しやすくなります。
このサービスの導入は、エフィラグループが掲げる「2040年宣言」に基づいています。この宣言は「必要な手助けを誰もが受けられるようにする」ことを目指しており、ウェブ上での情報アクセスを保証することがその重要な一環とされています。
ウェブアクセシビリティの重要性
ウェブアクセシビリティとは、年齢や身体的条件に関わらず、全ての人がインターネット上で提供される情報にアクセスでき、利用できる状態を指します。特別な配慮が必要な高齢者や障がい者のためだけではなく、一時的な障がいや加齢による視力や聴力の低下を含む、すべての人に関連する重要な課題です。例えば、交通事故の影響で腕が使えない人、目の病気で視界がぼやける高齢者、また外国人旅行者が適切な避難情報にアクセスできない状況などが考えられます。
エフィラグループの背景と使命
エフィラグループ株式会社は、2011年に設立され、「生ききる」という理念のもと、多様な福祉事業を展開しています。現在では、介護や保育、フィットネスなどの事業を含む27のサービスを展開し、神奈川県内では180を超える事業所があります。その社名は、「a life」という言葉を後ろから読んだ「efil a」に由来し、一人ひとりの人生を支える存在であることを目指しています。
代表取締役の畠山大志郎氏は、特に社会全体が一人ひとりの人生に目を向け、支援するための活動を強化しています。その中には、アクセシビリティの向上も含まれ、人々が自身の潜在能力を発揮しやすくする環境の整備が重視されています。
株式会社Kivaの役割
今回導入された「ユニウェブ」を提供する株式会社Kivaは、ウェブアクセシビリティの分野において重要な役割を担っており、その創造的なアプローチが高く評価されています。同社は、安心して利用できる保証サービス「proteger」の開発にも取り組んでおり、全ての人々に優しいウェブ環境の実現を目指しています。
「ユニウェブ」の導入で、エフィラグループはウェブ上での情報提供において、より多くの人々に対してそのサービスを届けることが可能になり、すべての人が必要な情報にアクセスできる体制を整えることを目指します。今後の進展に期待が寄せられています。