聞き書き甲子園
2025-04-25 16:05:21

第24回聞き書き甲子園が参加高校生を募集中!オンライン説明会開催

聞き書き甲子園 全国高校生が名人の知恵を収集



第24回目を迎える「聞き書き甲子園」が今年も始動します。この大会は、全国の高校生が森・川・海の「名人」を訪問し、彼らの豊かな知恵や体験を「聞き書き」して記録する活動です。参加者は各地域の名人から直接話を聞き、それを文章としてまとめます。

この素晴らしいプロジェクトは、平成14年度にスタートし、これまでに2000人以上の高校生が参加してきました。本年度は、全国から募集された15の市町村が協力し、93名の高校生を受け入れる予定です。この活動は、農山漁村地域と若い世代をつなぐ重要な試みでもあります。

プロジェクトの目的と意義



「聞き書き甲子園」は、単に知識を得るだけでなく、未来の世代が過去の知恵を受け継ぐことを目的としています。名人たちからの話は、若い世代にとって貴重な教訓であり、地域活性化のための原動力ともなるのです。この活動を通じて、高校生は名人の思いや価値観に触れ、彼らの生きざまを深く理解することができます。

聞き書きの過程では、高校生は名人との一対一の対話を録音し、その内容を詳細に書き起こします。名人の言葉をそのまま活かした作品を仕上げるこの取り組みは、キャリア教育や持続可能な開発のための教育(ESD)の一環としても評価されています。

オンライン記者説明会の開催



本大会の高校生募集に先立ち、5月12日(月)14:30から15:30まで、オンラインで記者説明会を開催します。この説明会では、主催者からの挨拶や事業の趣旨の説明、さらに全国の参加市町村の紹介が行われる予定です。報道関係者はもとより、一般の参加者も自由に参加できるこの機会を利用して、本活動についての理解を深めてください。

参加希望者は、5月12日正午までにメールで申し込むことが必要です。後日、オンライン接続用のURLが送信されます。

協力地域と名人たち



今年度は、各地域から推薦された森・川・海の名人たち59名が、高校生93名による聞き書きの対象となります。これにより、多くの高校生が名人の生きた知恵に触れ、彼らの経験を文書に残すことが期待されます。さらに、来年度の第25回聞き書き甲子園に向けた協力市町村の公募も5月9日からスタートします。

名人との対話を通じて、高校生たちが地域の伝統や文化を学び、自身の成長に繋げることがこの活動の最大の目的です。全国からの応募をお待ちしています。これからの未来に、この貴重な経験を生かす若者が生まれることを心より期待しています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 高校生 聞き書き 名人

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。