PHOENIX CONTACT、IEC 62443認証を取得
ドイツのブロンベルグを本拠とするPHOENIX CONTACTが、ハノーバー・メッセで新たにIEC 62443認証を取得したことを発表しました。産業用ネットワーク機器や自動化ソリューションのリーダーとして、同社は高いレベルの産業セキュリティ対策にコミットしています。この認証は、サイバーセキュリティ関連法の遵守および企業の安全な製品提供に直結しています。
IEC 62443認証の意義
PHOENIX CONTACTは、2018年にTÜV認証を取得し、以降そのプロセスが再認証されました。すでに7つの事業部門がMaturity Level 3の認証を得ており、製品ライフサイクル全体にわたりセキュリティが確保されています。この包括的なアプローチは「360°セキュリティ・コンセプト」と称され、製品開発からソリューション展開、さらにはネットワーク設計やセキュリティ・ギャップ・レビューに至るまで多岐にわたります。
2021年には、同社のPLCnext Controlが市場で初めてIEC 62443-4-2のSL2認証を取得し、現在は多くの製品においてセキュリティ・バイ・デザインの開発プロセスが取り入れられています。特に、セキュリティルータFL mGuardがIEC 62443-4-2の認証を得たことは、セキュリティ基準の高さを示すものであり、定期的なファームウェア更新により高水準を維持しています。
PSIRTの新たな基準
また、PHOENIX CONTACTの製品セキュリティ・インシデント対応チーム(PSIRT)の認証取得も重要な進展です。このチームはセキュリティの脆弱性を特定し、迅速に対処することが求められます。今回の認証により、PSIRTの能力が証明され、安全性確保への信頼がさらに強化されたことがうかがえます。
新たな法令遵守へ向けた備え
IEC 62443の認証取得は、PHOENIX CONTACTが高セキュリティ基準に取り組む姿勢と、欧州での最新法整備に対する遵守を強調しています。特に、サイバーレジリエンス法(CRA)はデジタル製品に共通するセキュリティ基準を求め、機械設計においてもサイバーセキュリティの重要性が強調されています。これらの法令は、EU加盟国におけるセキュリティ対策やリスク管理を厳格に求めるものであり、PHOENIX CONTACTはそれに適応する形でさらなる品質向上を目指しています。
信頼のパートナーシップの構築
PHOENIX CONTACTは、これらの認証を通じて機能安全やサイバーセキュリティの需要に応え、デジタル化された未来における課題に対する体制を整えています。今後も、安全で継続可能なソリューションを提供することで、機械メーカーやシステムメーカーにとって信頼できるパートナーであり続けるでしょう。
フエニックス・コンタクトについて
PHOENIX CONTACTは、50カ国以上に拠点を持ち、電気制御やオートメーションにおいて革新を追求している企業です。最新技術を駆使した製品群は、さまざまな産業での利用が進んでおり、今後も信頼性の高い商品展開を行っています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。