国内最大級の光技術専門展「OPIE’25」への出展
2025年の4月23日から25日にかけて、横浜のパシフィコで開催される光技術専門展「OPIE’25」に、滋賀県大津市に本社を置く日本電気硝子株式会社が出展します。ブース番号はP-31で、来場者に向けて最新の光学部品を紹介します。
高出力レーザー対応光アイソレーターとは?
展示される中でも特に注目されるのは、高出力レーザー対応の光アイソレーターです。この光部品は、順方向の光を通しつつ、逆方向に戻る反射光を遮断する機能を持っています。これにより、レーザー光源の破損やノイズを防ぐことができます。様々な産業や研究用途において、このアイソレーターは欠かせない存在となっています。
日本電気硝子は、独自に開発した磁気光学ガラスを使用したこのアイソレーターを展開しており、ユーザーのニーズに対応したカスタマイズ性が特長です。具体的には、波長、サイズ、アパーチャー径など、様々な要求に応じて調整が可能です。
ガラス製ファラデー素子の価値
もう一つの展示品、ガラス製ファラデー素子も見逃せません。この素子は、光アイソレーターの重要な構成要素で、磁場を利用して光の偏光面を回転させるための特殊なパーツです。日本電気硝子は、これまでの開発経験を活かし、Φ90mmクラスの超大型ビームを制御できる110×110mmの大口径、かつ高耐性のファラデー素子を開発しました。この技術があるからこそ、さまざまな条件下でのレーザーを扱うことができるのです。
OPIE’25の情報
OPIE’25は、オプティクスとフォトニクスに関する国際展示会で、毎年多くの関係者が訪れます。開催日は2025年4月23日(水)から25日(金)までで、時間は10:00から17:00まで。会場はパシフィコ横浜展示ホール・アネックスホールです。
出展情報は公式サイト(
OPIE公式サイト)で確認できますが、事前登録が必要です。参加費は無料なので、この機会を利用して最新の光技術に触れてみてはいかがでしょうか。
日本電気硝子の信頼性
日本電気硝子株式会社は1949年に創立され、70年以上にわたって特殊ガラスの製造に従事しています。さまざまな分野で高い評価を受けている同社は、半導体、ディスプレイ、自動車、電子機器、医療、エネルギーなど、幅広い分野にその技術を展開しています。今回のOPIE’25は、自社の高い技術力をアピールし、レーザー応用分野での新たな製品開発への架け橋となるでしょう。
この展示会は、業界関係者にとって貴重な機会です。最新の技術とその応用に関心がある方々は、ぜひ会場で日本電気硝子のブースを訪れて、直接専門家に話を聞いてみてください。新たな発見があるかもしれません!