麺屋 東雲の挑戦
2025-12-16 08:28:10

信州味噌と鯛のコラボ!麺屋 東雲が発酵ぐるめラリーに参加

信州味噌と鯛のダシを楽しむ「麺屋 東雲」



佐久平駅北に位置する「麺屋 東雲(めんや しののめ)」は、長野の発酵文化をラーメンで表現することに挑戦しています。2025年12月から2026年1月にかけて開催される「発酵ぐるめラリー」への初参加が決まり、魅力的な限定メニュー「信州味噌の鯛ダシ麺」を提供中です。

地元食材の魅力と発酵文化


このラーメンは、澄んだ鯛ダシスープに信州味噌を溶かし込むスタイルで、最初の一口は塩ラーメンのような繊細な旨味を楽しむことができます。スープの中には、味噌玉が加わることで深いコクが生まれ、食べるたびに新たな楽しみがある一杯です。価格は税込1,400円。

「麺屋 東雲」は、移住料理人の水口大輔氏によって営まれています。約2年の独学を経て、和食、うどん、そばといった豊かな経験を生かした独自のスタイルでラーメンを提供しています。氏は地域の発酵食品に目を向け、地元の味噌蔵や酒蔵、魚屋との関係を大切にしながら、佐久の魅力をラーメンを通じて発信しています。

限定メニューのこだわり


「信州味噌の鯛ダシ麺」は、まず鯛の骨を使用して丁寧にダシを取ります。この際、通常廃棄されがちな部分が食材としてリユースされ、食品ロス削減にも寄与しています。さらに作られるスープは「飲み干せる」設計で、顧客の満足度を高めつつ、来店客が完食できるように工夫されています。

麺は特注のオリジナルで、長野市の製麺所の協力を得て生まれたもの。全粒粉と石臼挽きの国産小麦を使用することで、スープと相性の良いざらつき感が特徴です。水口氏は、食材の特性を最大限に引き出すため、試行錯誤を重ねてきました。

麺酒場としての新しい楽しみ


「麺屋 東雲」では、昼だけでなく夜も利用できるスタイルを重視し、地元の震災縮減に寄与する「麺酒場」としても機能します。ラーメンだけでなく、地元の卵やお米、山椒を使った料理ともに、日本酒や県産ワインを楽しむことができます。特に、夜のひとときにはラーメンを締めに扱えるスタイルが人気です。

水口氏の移住を巡るストーリー


水口氏が佐久に移住した背景には、家族の事情がありました。義父の闘病を機に、家族を支えるために移住を決意し、そこでのライフスタイルに触れ、地域の人々の温かさに魅せられたと語ります。今では、ラーメン店という場所を通じて地域とのつながりを深めながら、ビジネスとしても成長を目指しています。

全国VR推進協会との連携


この店舗では、一般社団法人全国VR推進協会の支援を受けており、地域の魅力をデジタルで発信する取り組みも行っています。VRを用いた店内の紹介や、発酵ぐるめラリーに関連する情報発信を通じて、より多くの人々に「麺屋 東雲」の魅力を届けることを目指しています。

「麺屋 東雲」は、地元の食材にこだわり、地域の魅力を発信する新たな飲食店といえるでしょう。地元の発酵文化をラーメンで楽しむ機会に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。試食したくなる、一杯のラーメンが待っています!


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