建築とサインデザイン~横須賀美術館の実例から考える~
2025年3月8日、横須賀美術館にて、興味深いトークショー「建築とサインデザイン」が行われます。このイベントでは、著名なグラフィックデザイナーである廣村正彰氏と色部義昭氏をゲストに招き、ファシリテーターには齋藤精一氏が登場。彼らは、現代のサインデザインと建築との関係について深掘りしていきます。
「サイン」という言葉が示すのは、目的地へ人を導くための目印です。横須賀美術館自体は、プリツカー賞受賞の建築家・山本理顕氏の設計によるものであり、2007年に開館しました。この美術館のすぐ近くには、廣村正彰氏が手がけたロゴマークやピクトグラムが存在しており、サインデザインが美術館のアイデンティティと密接に結びついていることが感じられます。
色部義昭氏も著名なグラフィックデザイナーであり、Osaka MetroのCIや国立公園のブランディング、さらには草間彌生美術館のサインデザインなど、幅広いプロジェクトに携わっています。彼の多彩な経歴は、サインデザインが持つ力と可能性を改めて感じさせます。
このトークショーは、参加者がサインデザインの現状やその進化について、第一線で活躍する専門家たちから直接聞くことができる貴重な機会です。
イベント詳細
- - 日時: 令和7年(2025年)3月8日(土)13時~15時(12時45分開場)
- - 場所: 横須賀美術館ワークショップ室(横須賀市鴨居4-1)
- - 登壇者:
- 廣村正彰氏(グラフィックデザイナー)
- 色部義昭氏(グラフィックデザイナー)
- - ファシリテーター: 齋藤精一氏(パノラマティクス主宰)
- - 参加費: 無料
- ただし、当日の所蔵品展または企画展の観覧券が必要です。
- - 定員: 60名(抽選)
- - 応募方法: 事前申し込み制で、応募が多数の場合には抽選となります。申し込みはe-kanagawaのフォームを通じて行ってください。締切は2月24日(月)の23時59分です。
登壇者・ファシリテーター紹介
1954年愛知県生まれ。グラフィックデザインを基軸に、ビジュアルアイデンティティやサイン計画、ブランディング等、数多くの領域で活躍。特に横須賀美術館や金沢美術工芸大学のサイン計画、東京2020オリンピックにおけるスポーツピクトグラムの開発が注目される。
1974年生まれで、平面から立体、空間に至るまで幅広いデザインを手がける。株式会社日本デザインセンターにて色部デザイン研究所を主宰し、Osaka MetroのCIや東京都現代美術館のサイン計画を含む多くのプロジェクトに貢献している。
コロンビア大学で建築を学び、2006年に株式会社ライゾマティクスを設立。現在はデザインコレクティブ「パノラマティクス」を結成し、地域デザインや観光の分野において多様なプロジェクトに携わっている。
このように、イベントは多くの人々にデザインと建築の新たな視点を提供します。参加を希望される方はお早めに申し込みを済ませましょう!
詳しくは
横須賀美術館の公式ウェブサイトをご覧ください。