ANNBBFボディビル選手権
2025-05-04 14:15:26

日本で初めてポリグラフテストを導入!ANNBBFボディビル選手権

日本初!ポリグラフテストを導入したANNBBFボディビル選手権



2025年9月14日、兵庫県神戸市で開催される「第69回全日本ボディビルディング選手権大会」において、全日本ナチュラルボディビルディング連盟(ANNBBF)が画期的な試みを実施することが発表されました。出場選手は全員、ウソ発見器で知られるポリグラフテストを受けることが義務付けられます。この試験は、選手のドーピングを厳しくチェックする新しい基準となることでしょう。

ポリグラフテストの導入



ポリグラフテストは、選手の心拍数や血圧、呼吸リズム、皮膚の電気反応といった生理学的反応を調べることで、過去に禁止薬物を使用したかどうかを見抜く手法です。アメリカなどでは、FBIの専門家がこのテストを行い、その正確性は97%と言われています。日本での実施は難しかったため、今回のANNBBFの決定は注目に値します。これにより、ナチュラルボディビルディングの真の競技精神が守られることになるでしょう。

WNBFとの連携



ANNBBFは、国際的に認められているナチュラルボディビルディング団体WNBF(World Natural Body Building Federation)との提携も行っています。この提携により、選手がプロとしてのステータスを得やすくなり、国際大会にも出場できる機会が増えます。ドーピング検査をクリアした選手は、WNBFプロとして扱われ、海外での競技に挑む準備が整います。

ドーピング問題への取り組み



ドーピングは現代のスポーツ界において深刻な問題となっています。禁止薬物の使用は、多くの健康リスクを伴うだけでなく、競技の公正さを脅かします。ANNBBFとしては、禁止薬物使用の蔓延に対応するため、ポリグラフテストを導入することで選手の健康を守り、公正な競技の場を提供したいとの意向があります。

ドーピングの副作用



禁止薬物には、アナボリックステロイドや成長ホルモンが含まれ、これらを使用することによってさまざまな健康上のリスクが生じます。脳卒中や心臓発作の危険が高まり、見た目にも変化が生じることが多くあります。特に女性は男性化が進む場合があり、男性は女性化現象が見られることもあり、これらの副作用は一度現れると元には戻りません。

大会の詳細



「第2回関東ボディビルディング選手権大会」は2025年8月10日に横須賀芸術劇場で開催されます。この大会の各カテゴリーの優勝者にはWNBFプロカードが発行され、神戸での全日本選手権前のポリグラフテストを通過することで、正式なプロとして認定されます。各カテゴリーにはメンズボディビルディング、メンズフィジーク、ウィメンズボディシェイプ、ビキニがあります。

期待される未来



ANNBBFは、ドーピングを使用せずに競技に取り組むことの重要性を訴えており、ポリグラフテストの導入はその大きな一歩です。選手たちは、より健全な環境の中で正々堂々と競い合うことができるようになるでしょう。2025年の大会を楽しみにしつつ、この新たな取り組みがもたらす影響に注目していきたいと思います。

詳細はANNBBFの公式サイトでご確認ください。


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