外国人向け賃貸サイト「Apartment Japan」が新機能を導入 - 効率的な物件情報更新が実現

外国人向け賃貸サイト「Apartment Japan」が新機能を発表

外国人向け賃貸プラットフォーム「Apartment Japan」を運営するDID-GLOBAL株式会社が、新たに「CSVによる物件情報一括登録・更新機能」をリリースしました。この新機能は、加盟店が効率的に物件情報の登録や更新を行えるよう設計されており、特に多くの物件を扱う賃貸業者にとって大変な助けとなるでしょう。

新機能の概要に迫る

今回追加されたCSV一括登録・更新機能により、加盟店は自社のデータベースから、手間をかけずにまとめて物件情報を登録可能になりました。加盟店は、既存の物件情報をCSV形式でダウンロードし、エクセルで編集した後に再アップロードすることで、迅速な更新が実現します。このプロセスではアップロード時に必須項目の不備が自動チェックされるため、間違いを防ぎつつ登録が行える点も注目です。

また、加盟店には専用のテスト環境も提供されており、事前に登録内容を確認できるため、安心して運用できるといえます。

開発の背景

「Apartment Japan」では、通常の長期賃貸物件だけでなく、マンスリー賃貸などの短期契約も対応しており、1物件に対し最大13通りの契約条件を設定できます。このようなサービスが必要とされる一方で、多数の物件を掲載する際の負担が大きいという課題もありました。そのようなニーズを受けて、加盟店からの要望を踏まえた結果、今回の機能が開発されたのです。

導入のメリット

この新機能により、加盟店にとっては自社データベースを最大限に活用し、手作業を削減できます。また、運営物件数が増加し、さらなる柔軟な対応が可能になることで、スピーディな募集開始が実現するでしょう。さらに、Excelでの一覧確認ができるため、業務が簡素化され、外注するといった選択肢も広がります。自動チェック機能やテスト環境の活用によって、誤登録のリスクも低減されます。

「Apartment Japan」にとっても、加盟店の掲載物件数が増えることで、全体的な情報の量が豊富になり、より魅力的なプラットフォームとして成長します。そして利用者にとっては、選択肢が広がり、希望する条件に合う物件が見つかる可能性が高まり、更新性が向上します。

今後の展望

DID-GLOBALは、今回の新機能を通して既存加盟店の展開をメインに進めていくともに、新規加盟店の獲得を目指します。今後はiCal連携による稼働状況更新や、API連携の構築を通して、加盟店にとって更に便利なデータ更新手段を提供していく計画です。こうして、最新かつ信頼性の高い情報を常に届けることができるプラットフォームへと進化していくことが期待されます。

「Apartment Japan」とは

DID-GLOBALが運営する「Apartment Japan」は、外国人に優しい条件で多彩な物件を提供する賃貸ポータルサイトです。家具付きマンションからシェアハウスまで、多様な物件を取り揃え、来日前からスムーズに契約や支払いが行える仕組みを提供しています。また、中小企業庁の補助金を得たシステムを利用し、外国語対応のサポートサービスを展開している点も特徴です。

今後も多様な業界との連携を強化し、日本に住む外国人に向けたトータルなサービス提供を目指していく予定です。

最後に、主要な加盟店にはHmlet Japan株式会社やBlueground Japan株式会社、Weave Japan株式会社などがあり、多数の連携企業と共に新たなサービスを展開していくことが期待されます。これにより、より多くの外国人居住者が日本で快適に生活できる手助けとなるでしょう。