学生の発想が創る未来のモビリティ
2025年10月30日から11月9日まで、東京ビッグサイトで開催予定の「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」に、神奈川県平塚市に本社を置く株式会社トノックスが出展します。このイベントでは、超小型電気自動車「クロスケ」と「そらまる」を実際に展示すると共に、未来のモビリティの世界観を体感できるブースが用意されています。
産学連携による創造的な出展
今回のブースデザインや配布物は、千葉工業大学の西田研究室の学生たちの手によるものです。産学連携プロジェクトとして始まったこの取り組みでは、学生が自由な発想を持ち寄り、トノックスやnicomobi株式会社と連携しながら「クロスケ」のサービスデザインを進めてきました。
ここでは、学生たちのクリエイティブなアイデアが反映されたブースデザインを紹介し、その魅力をお伝えします。
未来を感じさせるブースデザイン
トノックスが出展するブースは、プラモデルのランナーをモチーフにした装飾が特徴です。このデザインにより、これまでのモビリティに対する固定概念を取り払うことを目指しました。その結果、思わず訪れた人が写真を撮りたくなるような、ワクワク感を醸し出す空間が生まれました。これにより、若い学生たちの独自の視点が加わり、革新的な表現が実現しています。
学生たちの協力と意見交換
ブースの企画段階から、トノックスの社員と学生たちが協力し、アイデアを出し合いながら設計を進めてきました。学生たちはトノックスの技術や理念を理解し、会社の想いをどう表現するか試行錯誤を重ねました。彼らの自由な発想は、展示物全般に活かされ、新たなモビリティ展示の形を創出しました。
アクリルキーホルダーの配布
今回の展示では、学生たちがデザインしたノベルティグッズもお楽しみに。特にアクリルキーホルダーなどが配布され、来場者には学生らしい感性が光るアイテムを持ち帰ってもらえます。これらのノベルティは、女性にも支持されるよう「かわいい」「欲しい」と思ってもらえるデザインを追求しました。
産学連携の学び
今回のプロジェクトをリードする大学院生の久道慈恩さんは、初めての産学連携プロジェクトに携わり、特に意見交換の大切さを感じたと述べています。彼は、学生たちの自由な発想がトノックスのものづくりの魅力を引き出すことができたと自信を語ります。学生たちの取り組みは、企業との連携が新しい可能性を見出す一助となったことを示しています。
トノックスのメッセージ
トノックスの加藤俊彦技術部次長は、今回の出展を通じて、学生たちの刺激的な発想と企業のメッセージが融合した展示ができたことを誇りに思っているとコメントしています。来場者には、学生たちが心を込めて作ったノベルティグッズを手に取ってもらい、そのバックグラウンドにある想いを感じてほしいと語ります。
未来のモビリティを体感しよう
JAPAN MOBILITY SHOW 2025ではぜひ、トノックスのブース(東ホール小間番号E7314)にお立ち寄りください。学生たちの斬新なアイデアと、次世代のモビリティの世界を実感できる貴重な機会です。未来に向けた技術やデザインを体験しながら、彼らの創造性に触れてみてはいかがでしょうか。ここでの出会いが、新たなインスピレーションを与えてくれることでしょう。