ケルヒャーが贈る最先端の清掃技術
清掃機器のリーダー、ケルヒャーが2025年10月16日から17日に東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2025」に出展します。このイベントは、高速道路の利用に関わるさまざまな技術が集まる場で、ケルヒャーも新たな清掃ソリューションを披露します。
高速道路の安全性と効率化を追求
ケルヒャーの出展テーマは、「業務の効率化と安全性向上、環境負荷の軽減」です。特に注目すべきは、搭乗式スイーパー床洗浄機「B 300 R I D」と温水除草システムです。
搭乗式スイーパー床洗浄機「B 300 R I D」
この機器は、新設された橋梁の床版のダイヤモンド研掃後に発生する粉塵の除去作業を効率的に行うことができます。従来の手作業に比べて、作業時間を約6分の1にまで短縮することが可能です。その結果、床版の品質向上に加え、防水プライマー塗布時の作業効率も大きく改善されます。さらに、この機器はオペレーターの身体的な負担を軽減し、粉塵の舞い上がりを防ぐことで近隣からのクレームを減少させます。交通事故を防ぐためにも、隣車線を走行するドライバーの視界を確保できる機能も備えています。
温水除草システム®(HD 1000 DE WEED)
もう一つの注目製品は、温水除草システムです。このシステムは、100℃近い高温の水を使用して植物の成長や繁殖を抑制します。特に、安全や美観が求められる高速道路の中央分離帯やサービスエリアでの除草に最適です。従来の除草剤を使用せず、環境にも配慮したこの技術は次世代バイオディーゼル燃料(HVO100)にも対応しています。これにより、CO₂排出削減にも寄与します。また、国土交通省のNETIS(登録番号:QS-240026-A)に登録されており、直轄工事への導入が進んでいます。
ブースでの体験
展示会のブース番号はC-022。実機の展示は無いものの、映像やパネルを通じてリアルな導入事例や技術の効果を体験することができます。来場者の皆さんにとって、清掃業界における革新的な技術を知る貴重な機会になることでしょう。
ケルヒャーについて
ケルヒャーは、1935年にドイツで設立され、現在では世界190か国以上で利用されている清掃機器メーカーです。日本法人であるケルヒャー ジャパンは1988年に設立され、家庭用から業務用に至るまで3,000種類以上の製品を展開しています。さらに、自由の女神やキリスト像など著名な建造物の洗浄や再生に関わる文化貢献活動も行っています。
「クリーンな世界の実現」を目指し、ケルヒャーは今後も革新的な製品を提供し続けます。今回の「ハイウェイテクノフェア2025」での出展を通じて、未来の清掃技術に触れてみてはいかがでしょうか。