再生可能エネルギー100%で環境貢献！パルシステムの新たな挑戦

生活協同組合パルシステム東京や神奈川、千葉、埼玉の4生協が、2024年4月より、配送センターや福祉事業所など50の拠点で使用する電力を再生可能エネルギー100%へと切り替えました。これにより、グループ全体のCO2排出削減が一歩前進することになります。

パルシステムグループの取り組み

「CO2ゼロプラン」の契約移行により、この目標が実現しました。具体的には、東京では15の配送センターと9つの福祉施設が対象となり、神奈川では10の配送センターと3つの福祉事業所、千葉では6配送センターと1店舗、さらに埼玉では3の配送センターが再生可能エネルギーを利用します。この結果、50の施設がCO2排出量ゼロを達成しました。

契約先となったのは、株式会社パルシステム電力であり、横浜町雲雀平風力発電所から必要な電力を確保しています。同発電所は青森県に位置し、年間を通じて風を受ける環境に恵まれており、発電量は一般家庭のおよそ1万5千世帯分に相当します。これにより、約3万5千トンものCO2の排出を抑えることが可能となります。

地域貢献と持続可能な未来に向けた目標

2024年4月からの取り組み開始にあたり、パルシステムグループは2030年度までにCO2排出量を2013年度比で46%削減することを目指しています。今回の電力切り替えにより、グループ内での消費電力の7割以上が再生可能エネルギーに移行し、さらなる環境負荷の低減に貢献します。

このような取り組みを通じて、パルシステムグループは持続可能な電力消費の実現を目指し、地域の環境負荷を軽減するための活動を推進していく方針です。