パンのフェス2025（横浜赤レンガ）でAIを活用した新たなアンケート体験を提供

パンのフェス2025 in 横浜赤レンガ

日本最大級のパンの祭典「パンのフェス2025」が横浜赤レンガ倉庫で開催され、全国から集まった約100のパン屋さんが自慢のパンを提供しました。今年で10年目を迎えるこのイベントでは、15万人以上の来場者が訪れ、パンの魅力を再発見する機会となりました。

HYOUKAのアンケートソリューション

今年のパンのフェスでは、株式会社Datailoが提供するHYOUKAのサービスを活用し、事前と事後の2種類のアンケートを実施しました。このアンケートは、参加者の体験を向上させるための大きな一歩として位置付けられており、ビジュアルデザインや回答後のランディングページまで多岐にわたるサポートを行いました。

イベント期間中、丁寧なスタッフによる声掛けと、スマートNFC技術を活用したサインが会場に配置され、来場者がスムーズにアンケートに参加できる環境が整えられました。その結果、3日間で約4000人からの貴重な意見が集まりました。

幅野氏へのインタビュー

パンのフェスの総合プロデューサーである幅野氏に、イベントの狙いやアンケートの目的についてお話を伺いました。幅野氏は、「全国のパン屋から好きなパンを見つけてほしい」という思いから、このイベントが開催されていることを説明しました。また、以前は自社でのみアンケートを実施していたものの、今後のイベント運営に生かすために、外部の協力を得ることにしたとのことです。

幅野氏は、来場者からのアンケート結果をもとに、「多くのポジティブなコメントを頂き、運営に対するリクエストも寄せられた。これを活かして、来年はもっと良いイベントにしていきたい」と意欲を振り絞りました。

アンケートの結果

今回のアンケートでは、過去の自社実施時の約3.8倍もの回答率を達成。結果をダッシュボードで即時に確認できるほか、専門スタッフによる詳細なレポーティングも行われ、結果として得られたデータは次回のイベントに向けた貴重な資源となります。

特に、待ち時間を楽しむためのトリビアコンテンツや新たな店舗の導入など、訪れるたびに新鮮な体験ができる工夫が施されています。幅野氏によると、これらの取り組みはリピーターの満足度向上にも寄与しているとのことです。