横浜市では地域社会の重要な課題である空き家問題への対策を強化するため、最新の取り組みを発表しました。これまで「空家化の予防」「空家等の流通・活用促進」「管理不足空家等の防止・解消」という三本柱に基づいて計画的に進めてきた空き家対策に、今年新たに2つのサービスが加わります。
まず紹介したいのが、自治体として初めて生成AIを取り入れた「YobCon空家予防コンシェル」です。このサービスは主に実家を相続する予定の方を対象にしており、専用のLINEアカウントを友達追加することで、3つの有用な空き家化予防コンテンツが無料で提供されるというものです。
1つ目は「実家の空家化リスク診断」。これは実家の状況や家族に関する質問に答えることで、将来空き家になってしまうリスクの度合いを測定します。自分の実家が抱えるリスクを把握できるのは大いに役立つでしょう。
2つ目は「実家の相続TODOナビ」。実家の状況に応じて必要なステップを教えてくれるサービスで、空き家化を避けるためのアクションを具体的に示してくれます。
3つ目の「空家予防AIチャット相談」では、専門家とチャット形式で相談ができ、具体的な不安や疑問を解消する手助けをしてくれます。これらのサービスは令和8年2月13日(金)から提供が開始されます。
次に、「横浜市空家のこれから相談窓口」の開設について紹介します。この窓口では、空き家の所有者や相続を予定している方を対象に、専門相談員が空き家の適切な処分方法や活用プランを提案します。相談は無料で、電話での相談に加えて、Webフォームからのオンライン相談も対応可能です。相談受付は平日10時から19時までの間行われ、年末年始を除き、相談対応は10時から17時です。
この相談窓口は令和8年3月17日(火)に開設され、具体的なサポートを必要とする方々のニーズに応えることを目指しています。
さらに、これらの新サービスを一般の人々に広く知ってもらうため、キックオフイベント「空家のこれからを、一緒に考える。」も開催されます。このイベントでは、横浜市の空き家の現状や対策についてのプレゼンテーション、そして専門家とのクロストークも行われます。特に、タレントの松本明子さんと空き家活用株式会社の取締役会長である和田貴充さんによる実家じまいに関する対談は注目を集めそうです。
イベントは令和8年3月17日(火)13:00から15:30に横浜市開港記念会館で開催され、参加費は無料となっています。参加を希望する方は当日先着300名限定ですので、早めの来場をお勧めします。
横浜市の新たな空き家対策サービス、あなたの実家の未来をサポートしてくれる手段として、ぜひ活用してみてください。空き家問題を一緒に考え、解決へとつなげていくこの取り組みが、地域の活性化にも寄与することを願っています。