5月10日は地質の日!土壌の魅力を再発見
5月10日は「地質の日」。この日を記念し、株式会社UPDATERが実施した「すごすぎ土壌6選」が発表されました。このプロジェクトは、全国の土壌を調査し、その結果を元に土壌の重要性や魅力を広めようとする取り組みです。
土壌の重要性
地球上の生物多様性の約60%は地下世界に存在し、目には見えない土壌生物が農作物の成長や食料供給に寄与しています。UPDATERが展開する「みんな大地」は、農地や森林、再生可能エネルギーが生産される場所で、地球環境に貢献する度合いを可視化し、土壌再生を促すプロジェクトです。
すごすぎ土壌6選の紹介
以下に、代表的な土壌を紹介します。
1.
396億円相当の奇跡の土壌(神奈川県相模原市・abiofarm)
この畑では、菌根菌の胞子が驚異的な数存在し、土壌の価値が推定で396億円に達します!
2.
植物と菌の共生(神奈川県茅ケ崎市・農園つづく)
エンバクの根に共生する菌根菌の共生率が77%を誇ります。これは、調査した67カ所中のベスト数字です。
3.
落ち葉が育む微生物多様性(埼玉県所沢市・陽子ファーム)
「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が生み出した、世界に誇る多様性を持つ土壌がここに存在します。
4.
耕さない農法のメリット(神奈川県茅ケ崎市・はちいち農園)
この農法では耕さないため、自然の生態系が保たれ、土壌の健康が維持されています。
5.
日本の有機抹茶の育成地(静岡県菊川市・流通サービス)
高い需要に応える有機抹茶の生産地で、脱炭素農業にも取り組んでいます。
6.
農と放牧で再生する土壌(福島県矢吹町・アグロエコロジー)
過去4年間で大きな土壌再生が行われ、CO2吸収率が3倍になりました。
地質の日の意義
地質の日を通じて、土壌の重要性を再認識し、身近な自然資源を大切に保護することが求められています。これらの取り組みを経て、私たち一人一人が地球環境に対する意識を高めることも重要です。
もっと土壌のことを知ろう
UPDATERでは、さらに多くの土壌データを公開しています。全国127カ所の土壌調査結果がホームページにて閲覧可能です。土壌の奥深さや多様性を体感し、自分の住む地域の土壌を見直す機会にしてみてはいかがでしょうか。
これからの展望
地域での土壌の健康は、私たち自身の未来に直結します。循環型農業を理解し、地域資源の活用を促進することで、持続可能な社会を築いていきましょう。私たちの周りには、まだまだ知られざる自然資源が眠っているかもしれません。自分自身の手で、地域の土壌を活かす道を探してみませんか?
ぜひ、「みんな大地」へご相談ください。新しい価値を共に創り出しましょう。