NOKのモビリティ革命
2025-05-07 13:17:19

横浜で電動車向け新技術を発表!NOKのモビリティ革命

横浜での革新を発表するNOK



4月21日から23日まで、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に、NOK株式会社が出展します。このイベントでは、電動車の多様なニーズに応える新しい部材や部品が初めて披露されます。

NOKは、「Essential Core Manufacturing」を掲げており、その名の通り、社会に必須の安全で快適なモビリティ社会を実現するための製品開発に注力しています。本展示では、特に注目の新規開発品が5点紹介され、多様な技術が展開されます。

1. 耐トラッキング性ゴム


今回初めて展示される「耐トラッキング性ゴム」は、高電圧環境でのトラッキング現象を抑制するために独自に開発されたゴム材料です。CTI(比較トラッキング指数)の最高値600を満たし、シール機能を持つ部品に加工することで、省スペース化や部品点数の削減を実現できます。

2. 高速両回転用オイルシール


「VFネジ」を採用した新開発のオイルシールは、正・逆両方向での高回転化に対応し、高速域でも安定したシール性を維持します。従来品の約2.5倍の高周速に対応し、特に電動車やロボットのモーターに適しています。

3. 低トルク低リークシールリング


油を効果的に供給する設計のシールリングは、従来品よりもトルクを約70%、リークを半減させることができ、自動変速機など、油圧を保持する必要がある部分に最適です。

4. RUSTECTORコーティング


電動車のアルミ筐体に向けた新しいガスケット、RUSTECTORコーティングは、耐塩水腐食性を付加し、アルミハウジングを保護します。ラバーガスケットと「ソフトメタル」ガスケットの2種類を提案しています。

5. 多流路切換弁用シール


高いシール性と低トルクを両立する多流路切換弁用シールは、ゴムと低摩擦材を組み合わせた独自の設計。周辺部品を削減し、効率的なエネルギー使用を実現。

6. 熱マネジメント部材「QLEASEシリーズ」


このシリーズでは、熱伝導部材や絶縁熱伝導樹脂などが提供され、デバイスの熱マネジメントを効果的に行います。特に熱伝導部材は、複雑な形状にもフィットするため、効率的な放熱が可能です。

イベント情報


出展ブースはN05で、最寄りの交通機関はみなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩約5分、JR「桜木町」駅からも徒歩圏内です。この機会に、NOKの最新技術を体感し、未来のモビリティ社会について考えてみてはいかがでしょうか。来場をお待ちしております。

NOKについて


NOKグループは、約38,000人のスタッフが活躍する国際的な企業で、自動車を中心とした様々な産業分野に革新をもたらしています。今後も、「安全」と「快適」の実現に向けた取り組みを続けていきます。


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