岡山大学と地域が織りなす味噌づくり体験
2026年1月15日、岡山県久米南町で行われた「味噌づくり体験」が話題です。これは国立大学法人岡山大学と岡山理科大学の学生たちが、地域住民と共に行う体験型のプログラムで、同大の研究・イノベーション共創機構が中心となっています。このプログラムは内閣府が推進する地域中核大学イノベーション創出環境強化事業の一環として開催されました。
会場は町の古民家を改修した「里方屋」。地域の歴史や文化を感じられるこの場所で、学生たちは久米南町に伝わる味噌づくりの技術を学びました。このプロジェクトは、地域資源や伝統文化に触れながら、地域理解を深めることを目的としています。
参加者たちは、久米南町で長年にわたり味噌づくりを手掛けてきた地元の方々から直接指導を受け、蒸した大豆と麹の仕込みから壺詰めまで、味噌づくりの全工程を体験しました。この体験を通じて、「久米南町独自の黒豆味噌づくりに感銘を受けた」という声や、「地域の方々との交流を通じて、実際の文化を肌で感じることができた」という感想が多く寄せられました。
また、このプロジェクトの意義は、単なる体験にとどまらず、地域に根ざした産業や文化を“価値”として再認識することにあります。地域の特色を生かした事業創出に向けて、関係人口の拡大を図る目標も掲げられています。
地域と大学が連携するこの取り組みは、次世代の人材育成や地域活性化にも貢献するものと期待されています。今後も岡山大学は、地域の各種の機関や住民との協力を通じて、さらに多様な学びを提供し、挑戦を続けていく方針です。
岡山大学の取り組みは、地域資源を利用したイノベーションの実現や、大学と地域の連携を強化する重要な一歩です。今後もこのような連携活動が続き、地域の未来を見据えた取り組みが進展していくことが期待されます。
この味噌づくり体験は、久米南町の豊かな文化と岡山大学の学問が交わり合う貴重な機会となりました。地域との共創を通じて新たな学びの場が提供されるこのプロジェクトの行方に、今後も注目が集まります。